世に仇なす者 ネオ・リユニオン 8 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 

 セフィロス「成程、これは一筋縄ではいかんということらしい。」

 山本「ああ、お前が何を考えていたか知らんが、ついでにここでお前の計画を潰したうえで、ここで終わらせてやる。」

その勢い、まさに旺盛!あのセフィロス相手に引けを取っていない。

 セフィロス「成程、こちらに技を出させなければよいという判断か。が、それではお前の体力が持つまい。」

 

セフィロスは見抜いていた。先程まで倒れかけていた人間だ。体力がとても残っているとは思えない。しかも、攻撃が軽い。セフィロスに与えられる技は全く無い。が、二刀流というのは厄介極まりない。しかも、相手はかの白閃流。流石はあらゆる剣術武術を極めなければならぬとは聞く。想像以上だ。

 山本【流石に見破られたか。逆に押されてやばい。】

と、今度は防御をしながら攻撃をし、今度はこちらから攻撃をするということを繰り返す。

 

果たして戦いが始まってからどのくらいの時間があったのだろうか?お互い、己を過信し、相手を見くびっていたのだろうか?想像以上に決着がつかない。

 セフィロス「…ほう。あの時は嘘だったのかのように強いな?」

 山本「ああ、なんでだろうな?自分でも理解が出来てないんだ。強いて言うなら、あのときは色々ありすぎて全力が出なかったからだろうさ。」