希望の街 【離】25 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

さて、そろそろその刻限が来た。先程のオベロンのときは、多くの聴衆が見守っていたが、ある程度騒ぎに騒いだ後、盛り上がりすぎたのか、人がだいぶ減った状況で、いよいよその時である。

 モルガン「さてさて、そろそろ頃合いでしょう。あのクソムシは人目関係なく送りましたが、あなたはせっかくなので少々落ち着いてからにしましょう。ということで、一部を除いて聴衆の皆さんは一旦退出していただいてもかまいませんね?」

 

と少々威圧感ある言い方をするモルガン。その圧で、みな渋々この会議場から去っていく。残ったのは、時空省一行のみで他の面々は一旦退出させた。

 

 山本「…というわけで、我々四人を除いて誰もいなくなりましたね。」

 マクミラン「アレだけ人がいっぱいいましたけど、おかげさまでだいぶ落ち着いた感じがしますね。」 

 カント「確かに、今の今まで騒がしすぎとしか言いようがなかったからな。」

 宇和島「すこしこれで落ち着くかな?これであなたもゆっくり私達とお話ができるんじゃないかしら?」