第二部 外伝  第一回財閥会議 13 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

まず、こちらの方がやや冷静に見えるが性格は【ドS】。一方、無双の方の陳宮はテンションが高めな道化師といったところか。兎角言えることはただ一つ、この面子で本当に大丈夫なのだろうかという所である。一応、常識人なサーヴァントもいることにはいるのが救いだ。

 シグルド「そこの気分が高揚している両名は無視して、ここは冷静に行きたい。」

 ホームズ「そうだ。彼の言う通り、あの時の雪辱戦でもある今回の計画は財閥の面々と散り散りになっていたサーヴァント達の協力も必要となる。…あと、少々気になることがあるのだがいいだろうかアルトリア?」

 アルトリア「はい、なんでしょう?何か気になることでも?」

 ホームズ「それなんだが、この建物のいたるところに難問奇問クイズが仕掛けられているのはどういうことなのかな?」

 アルトリア「あ、それなんですけど【マイケル・ターナー】さんという人が今回の作戦のために用意したみたいですよ?頭のいい人じゃないと先に進めないように作ったらしいです。正直私には一切分かりません。ですが、あの子たちならわかるみたいですよ、漢字クイズとか闇鍋クイズとか。」

 

読者の皆さんは一体闇鍋クイズとは何事と思う方もいるかもしれません。というか絶対思っている筈である。この話は、のちに明らかになるが、いうならば【カオスの権化・闇・地獄】という言葉がぴったりである。この後、地獄の超難問が待ち受けることになる。バトル以外も楽しめる【?】内容になっている外伝となる。…さて、いよいよオベロンの挨拶がもうすぐ始まるようなのだが…?