再臨・片翼の天使 ノウムカルデア 27 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 モードレッド「シグルド!!畜生、ガウェインとパーシヴァルとガレスも一瞬で。」

 デオン「…ありえない。あいつは本当に人か?…いけない。ここは引こうモードレッド!!みんなと合流してここは態勢を…」

二人はこの場を引こうとしたが、もう既に遅かった。気づいていた時には、二人とも戦闘不能になっていたのだから。

 

そのまま次の目標を見定めて移動を開始するセフィロス。…そのあとには、6人が気絶してその場に倒れているだけである。…そこに現れたのは、これもカルデアの人物ではない者である。そう、うちはマダラだ。

 マダラ「いや、本来なら別の者に任せる予定だったはずなのだがな。俺自体が出向くとは。…まぁいい、偽のカルデアを作るため、サーヴァントを拝借しておかなくなってしまったのでな…。偽ダヴィンチは何とか出来たのだが他がなぁ。」

とぼやくマダラ。そこで、まずはこの六人を万華鏡写輪眼で幻術にかけ、そのまま次元の狭間に送る。

 マダラ「さて、セフィロスが派手にやってくれてくれるおかげで俺は隠密に無断潜入できるわけだが…。さて、俺もさらに動くとしよう。流石にセフィロスでもカルデア全員を相手には出来ん。…というわけでだ。ゼツ、ここは暁らしく、ツーマンセルでいこう。」

 

すると、どこからともなく廊下の下から生えてくるように突然暁のマントを着た者が現れた。首から下はどのようになっているかわからないが、顔の色が半分ずつ黒と白に分かれており、その顔を巨大なハエトリソウが覆っているという奇妙な姿をした者、名を【ゼツ】という。