第二部 外伝  第一回財閥会議 12 | 時空省 時をかける者達

時空省 時をかける者達

時は25世紀、設立から数百年たつ時空省は2度目の危機を迎えていた。その中で、地球時空省次官【山本誠一】と、臨時副次官【辻谷広行】は、時代や世界観を超えた仲間たちと共に、強大な敵と戦っていく。

 オベロン「いや?久しぶりに達成感に浸っているだけさ。…さてさて、そろそろ出番だ。ということで、裏方はよろしく。表舞台は、僕に任せておいて。」

 

そうして、オベロンを会議室に見送るアルトリア。さて…今回の主役は彼女たち裏方である。

 アルトリア「さて…、皆さんということでこれからは私たちが主役です!あとはオベロンの指示通り動けば何とかなるはずです。」

と、気合が入るアルトリア。これは、カルデアの策士であるオベロンが仕組んだ一つの決戦の準備であった。

 

 ?「ええ!このために私【シバの女王】と…」

 ??「この拙僧【蘆屋道満】がいるですから!!ンンンンンン!!敵はこちらのことを知らずにのこのこ来られる筈!!楽しみですなぁ!!」

 

と、何故かテンション高めなこの二人。旧約聖書の伝説上の女王と、かの陰陽師安倍晴明のライバル。無論、彼らもサーヴァント【英霊】である。

 アルトリア「…いや、なんで楽しんでいるのかなぁこの二人?何故だろう、先行きが不安なのですが…。」

と心配そうな顔をしている彼女。その横でフォローをするのは、三国志の英傑、呂布の軍師として活躍した【陳宮】がフォローに入る。

 陳宮「いや、わかりますともその気持ち。どうやら、並行世界で無双武将と呼ばれる進化を遂げたこの私と呂布殿もいらっしゃるとか?見た目も全く違うとのことなので会うのが楽しみ故、高ぶっておりまする。」

 

第一部で登場した陳宮とは違う並行世界の同一人物ではあるが、完全にキャラが違う。