子供の躾(しつけ)は大事ですぞ! | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

子供の躾(しつけ)は大事ですぞ!


子供さん可愛いですね

とらんくすや。親父も、爺さん気取りで、

お客様の子供さんをあやします


日本の将来の事を考えると、

子供さん、

すくすく育ってくれる事を望むのです


しかし、とらんくすや。 へ来られる子供さんに

我儘なお子さんはいませんが、


お母様の子供さんの甘やかしなのか、

挨拶できないや、お年寄りに道を開けない等

躾の出来ていないお子さんが増えています

寂しいですね


さて、江戸時代の子育ては、

三つ心、六つ躾、九つ言葉、

十二文、十五理(ことわり)ですが


三歳までに、

心の大切さを理解させる

六歳までに、

日常生活のしぐさを身につけさせる

九歳までに、

失礼にならない挨拶や、世辞を覚えさせる

十二歳までに、

中身が伝えられる文章を書けるようにする

十五歳までに、

宇宙万物の仕組み、意味などを理解させる


十五歳までに

人として恥ずかしくない行いが出来たのです

そして、元服し大人の仲間入りでございます


江戸末期から、明治の初めに来た外国人は

揃って、日本の子供の教育は

素晴らしいと言っています


子供は天から育てよと命ぜられた授かりものであり、

親としてその天命を果たすのが人としての道である

と江戸時代の人は考えていたのですね


特に躾でございます

江戸時代は、村ぐるみ、町ぐるみで

子供の躾をしました

現在は、個人主義となってしまい、

お爺さんお婆さんが躾に手を出せない状況です



躾(しつけ)


仏教語でございます

習慣性ということを
習気(じっけ)と言っていました

庶民の間で、躾(しつけ)という言葉に

変化していったのです


躾と言う漢字

身=体 を美しく飾る から

身+美=躾

でございます


子供さん可愛がるのは良いですが、

甘やかしていけません

躾と言う部分では、

親が、行(おこな)って見せ、

言って見せ、子供に、させてみる

その様な事が大事と考えます

とらんくすや。親父

お節介な一言でしたかな?