気が付けば8月・・・

最後に更新したのが2月なので

半年以上も放置してました😓

 

色々な事が落ち着いて

少し時間が取れそうなので、

またポチポチと吹奏楽や部活に関して

色々とつぶやいていこうと思います。

 

夏といえば吹奏楽コンクール

吹奏楽部の一大イベントですよね(多分)

学生時代は自分もがむしゃらに練習してました。

金賞取りたくて必死だった。

大変だったけど、いい思い出です。

 

大人になっても趣味で吹奏楽を続けている今、

コンクールに対して、考え方が変わってきました。

それこそ学生時代は金賞じゃなければ意味がない!!

位に思ってたけど、そうじゃないのだ。

 

前提として・・・

音楽でもそうだけど、芸術系のコンクール、コンテストって

点数化が非常に難しいんですよね。

陸上競技のように、明確にタイムや距離などの数値で

表すことができないものなので。

 

それでも、第三者に客観的に評価してもらうことで

自分のバンドの現状のレベルや足りないものが分かるという意味で

コンクールは非常に有用な手段だと思います。

 

吹奏楽連盟の主催する吹奏楽コンクールは

【金賞】【銀賞】【銅賞】の3つの賞のいずれかで評価されます。

主催する連盟等により、差はありますが

自分のいる地域では、点数も出ます。

※表現と技術でそれぞれ点数が出ます。

 今は全国大会だとABC評価で点数出ないのよね(^^;

 

上位のバンドと自分のいるバンドで何点差だったのか?

を数値で見ることが出来るコンクールは、

バンドが成長していく上では、とても有難いもの。

僅差なのか、大幅に差があるのか。

 

ちなみに自分のいる地域だと、

ここ数年の傾向として、

金賞と銀賞上位の学校では、

そこまで大幅な点数差は無くて

本当に審査員次第な部分があると思う。

※1位抜けのバンドはほぼ満点なので別格だけど(;´・ω・)

逆に銀賞の中での点数差が大きい。

なので、練習の方向性等が間違ってなければ

あとはどれだけ高い精度で練習に取り組めるかが

点数が分かれるポイントだろうなーと思っています。

 

ちなみに支部代表になる常連の学校はやっぱり上手いです!

学校のもつバンドカラーや個性もしっかり音楽に出ていて、

「あーこれは金賞だし、支部代表になるよね」と納得の演奏です。

好きか嫌いかはまた別の問題として(笑)

 

個人的には「上手い!また聴きたい!」

と思ってもらえる演奏が出来るバンドを目指したいので

単純に「金賞!いえーい!」とは、ならないのですが(^^;

金賞バンドは基礎力がしっかりあるので、

まずはそこを目指したいところ。

そういう客観的な評価がもらえる場として、

コンクールとは上手く付き合っていきたいなーと感じた夏でした。

おはようございます。

 

昨日は節分。

豆まきはしっかりやったけれど、

恵方巻を食べ忘れてしまった悩ねこです。

 

部活の出席率

みなさまの部活ではどんな感じでしょうか?

悩ねこの関わっている部活は、ヒドイです。

ヒドイという感覚は個人的なものなので、

人によってはそれくらいアタリマエ~と思う方もいるかもしれませんが・・・。

 

なにせ全員揃うのが本番くらい。

一般バンドかよ!!って突っ込みいれたくなっちゃう(笑)

練習だとほぼ人がそろわない。

少ないときは3分の1以下。

合奏してても、かなり苦しいものがあります。

あの手、この手で練習をしますが、

人がいないとバランスが分からないし、

練習来ない人が=100%吹けるとも限らないワケで、

本番で想定しない事故が起きるたこともあります。

 

まーそうだよね~

普段の練習の積み重ねがあっての

本番の演奏なわけだから。

練習や合奏参加していなくて、

本番でいきなり毎回合わせられたら

その人はプロになれる素質があると思うよ。

 

それでもお休みなどの理由が

正直な理由ならまだいいんです。

残念ながら、うちの部活では

体調不良って連絡しているのに遊びにいって

SNSに写真をアップする、という部員がいました。

それも複数名・・・。

 

それってあまりにも人として不誠実じゃない!?

って個人的には思ってしまいます。

週2日以上の休みを設けているので、

365日ほぼ毎日部活!!!!というわけでもありません。

なのに、練習がある日に休んで遊びにいく。

真面目に部活に来て練習している部員の気持ちを

どう思っているのかしら?と。

真面目に来てる部員から、そりゃあ不満も出ます。

 

 

出席率に関しては、ずーーーーーーーーーっと

顧問の先生に呼びかけして、

著しく出席率が低かったり、

理由を見て明らかにおかしい人は

きちと個人個人で面談してフォローしてくださいね!

ってお願いを何度も何度もしていました。

生活指導にあたる部分は、自分が口出しできる領域でないので。

っていうか普通は外部者にそんなことさせないと思うんだけどね。

 

でも・・・残念ながら顧問の先生、

今現在、なう!!で動いてくれてないんですよね。

まぁ過去と他人は変えられないのは知ってるけどさ。

それでも音楽的な練習を見ないなら

せめて部員のフォローくらいきちんとやってほしい。

お飾り顧問にならないでほしい。

あ、、、また愚痴っぽくなってきた。

すみません、多分自分で思う以上に

心に溜まっているものがありそうです。

 

去年の4月から出席率のことは

言い続けましたが、何も変わらないので(笑)

もう自分で何とかしよう、と思っています。

思っている、じゃないですね。

自分で何とかする。

契約切られたら、それはもういいや。

自分の行動を変えれば、自然と周りへも

段々と波及していくことは

社会人生活の中で、何度となく経験しました。
というわけで、部活を劇的に変えるには、

自分の行動を変える!!

のみ!!!!

宣言したからにはやり切るのみ!!!!
 

∧ ∧

ミ~-~ミ

ζ ζ_)ヽ 悩めるねこ

 

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こんばんは。

今日は部活における顧問の役割について

ちょっと考察してみたいと思います。

 

 

自分は外部者のため、

一般的な部活顧問の役割って

ハッキリいって分かりません。

先生同士だと横の繋がりで情報交換できそうだけど、

残念ながら自分にはまだそういった伝手もなく・・・。

部活顧問を受け持っている友達の話を聞くことはあるものの、

限られた事例になってしまい、情報としては少ないと思っています。

 

会社勤めをしていた人間からすると、

部活も人数の多い少ないはあるにしろ

人の集合体からなる組織。

ということは・・・

部活の顧問は会社でいうところの社長!

(という個人的なイメージ)

 

顧問がどう部活をマネジメントするかで、

その部活の方向性などが概ね決まっていくと

個人的には思っています。

マネジメント能力のある顧問の先生が率いる部活って

組織としても強いし、結果を残している。

 

「あの先生は指導力があるから部活も活発で~~」

「経験とスキルがあるから、生徒もついていくんですよね」

なーんて声を最近、生で聞いたのですが

色々な要素はあれど

一番大きく影響する部分って

顧問の先生のマネジメント能力じゃない?

というのが悩ねこの見解です。

 

 

理想とする部活のイメージ(夢)があって、

部員たちに、そのイメージ(夢)に共感してもらって

そしてイメージ(夢)に向けて具体的にどう行動するかを

人、モノ、カネを使ってアプローチしていく。

それが顧問に求められる一番の役割な気がする。

 

関わっている部活、その部分がすごーーーーく不明瞭で。

たびたび部員たちと自分も行方不明になります。

そして顧問も一緒に行方不明になっている(苦笑)

 

「先生はこの部活をどんな部活にしたいんですか?」

と、何度となく顧問に問いかけたことがありますが、

「うーーーん。あまり問題もないし、このままでいいかな~なんて」

という感じの回答で・・・。

本当は外部者がここまで口出しするのは

どうなんだろう?と自問自答も度々してるのですが、

やるからには全力で取り組んで、

自分と関わった人が少しでもプラスになる、

そんな仕事をしたいと思っているので、

ついつい言葉に出してしまいます。

口出しだけじゃなく、行動するのが自分のポリシーなので

口先だけにならないよう、日々の行動には重々気をつけています。

そのうち契約切られちゃうかな(;´Д`)

 

せっかく部活に入ったなら、部活でしかできない経験をして

「3年間やってよかったな~」と部員に思ってもらえる

部活が悩ねこの理想とする部活です。

顧問じゃないし、どこまで踏み込んでいいか

まだまだ悩みは尽きませんが、

それでも出来ることは100%全力でやり切りたいと

日々心の中で思いながら、部活と向き合っています。

 

 

 

∧ ∧

ミ~-~ミ

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こんばんは。

今日から2月ですね(*_*)

1か月があっという間に過ぎ去り、

時間の流れにビックリしています・・・

 

昔からこんなに時間の流れって

早かったっけ!?

こんな調子だときっと12月がすぐ来てしまうんだろうな~

なんて思いつつ、ブログの更新をしています。

 

Yahooニュースに非常に興味深い記事があったので

この記事から色々と部活のことを考えてみようと思います。

 

引用元:Yahooニュース

変わる部活、休養日に疲労回復…強豪校が積極導入(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00050029-yomidr-spo #Yahooニュース

 

この記事では高校スポーツ界が取り上げられていますが、

運動部に限った話ではなく、吹奏楽部でもこういった取り組みは

どんどん取り入れていくべきだと個人的には感じました。

 

 

365日のうち、ほぼ毎日部活!!

という学校もあると思うけど

あくまで部活は部活。

部活が学校生活の全てになってしまうのは

果たしてどうなんだろう?

と最近疑問を抱いています。

高校時代はまさに部活部活!!な生活だった自分が言うのも

変な話ですが、やっぱり社会人になって色々経験すると

物事の見え方や考え方が少しずつ変化してくる気がする。

 

部活を一生懸命やるのはいいことだと思うけれど、

高校三年間で燃え尽きて楽器を辞めてしまうくらいなら、

もっと別の楽器の付き合い方を考えた方が

将来、長く楽器や音楽と付き合えて楽しいのに・・・

と音楽から離れてしまった人を見ると残念でなりません。

 

話が横道に逸れました(;´Д`)ゴメンナサイ

部活は自分の好きなことに取り組めたり、

先輩後輩との人間関係や組織の中で動き方など

色々なことが学べるとてもいい機会です。

最近では、部活そのもののあり方まで問われていますが、

部活は絶対あった方がいい!!と悩ねこは断言します。

 

 

「部活そのものをなくす」

のではなく

「どうやって部活と共存するか」

を考えるべきだと思うんだよなー。

 

休みのない長時間練習って

何の苦行ですかって思っちゃう(笑)

それでも好きなことなら時間を忘れて没頭できるけど

その時々で自分を取り巻く環境が変化するので、

必ずしもそうじゃないワケで・・・。

 

週1日以上の休養日は大賛成!!!!

でも、休養日を設ける場合は注意が必要だな、とも

記事を読んでいて思ったり。

「やったーー休みだーー遊びに行くぞー」

って勢いに任せて遊びまくって

体調崩して部活を休む、という事例を何度か目撃したので。

「何のための休養日なのか」を部員がきちんと理解しないと

この休養日を設けても、無意味に終わる可能性がありそう。

 

そういうメリハリのつけ方や集中力のもっていき方も

部活で身につけられるいい習慣付けなので、

部活を上手く活用していけたらいいのになーなんて

最近は特に思うようになりました、

 

指導する側も考え方を変えるときなんでしょうね。

「自分の学生時代がそうだったから」

「この部活の長い伝統で長時間練習、休みなしは当たり前」

っていう謎の根拠。

今はインターネットも普及して、

昔に比べて情報も得やすくなりました。

だからこそ、情報収集も念入りにして、

前準備をしっかりしっかりしておけば

思い切った転換もやり易いはずなんだけど・・・。

最初ってパワーが必要だし、周りの反発もあるから

尻込みしちゃうんだろうか。

 

練習時間を沢山とっているから強い、上手い!!

のが今のアタリマエですが、

練習時間を減らして強くなりました!上手くなりました!!

というのがアタリマエになるように

自分が関わっている部活でも

いろいろとやり方を考えていきたいなーと思います。

 

 

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おはようございます。

 

気が付けば1月も今日で最後。

1日1日があっという間に過ぎていって

学生時代とは違う時間の流れに

めちゃくちゃ焦っています(;・∀・)

 

時間を大切にしながら

やりたいことを1つずつやっていかねば。

 

退部者が多いのは部活全体の問題

年明けから部活辞めたい問題が続き、

「これって部活全体の問題だよな・・・」と危機感を感じています。

ところが顧問をはじめ、部員の多くが

部活を辞めるのはその個人の問題であって

部活全体の問題、と捉えていない。

これって大問題だと思うんです。

何か問題があるから辞めたいと思うわけで・・・

その問題を一緒に解決していくことで

部活もより良い方向へ向かえると思うのです。

 

部活を辞めたい瞬間=(イコール)壁にぶつかっている瞬間。

壁にぶつかるのは成長のチャンスでもあります。

その壁を一人で乗り越えられる人もいれば、

誰かの協力で乗り越える人もいる。

残念ながら壁を乗り越えられない人もいる。

 

悩ねこ個人としては、壁を乗り越えて

人として成長してほしい。

なので壁を乗り越えるためのお手伝いは

全力でする!というのが基本スタンスです。

(これは仕事でもそうだけど。)

 

自分が関わるようになって退部者がかなり減ったと

顧問から聞いていますが、目指しているのは

入部した部員で引退する、という部活なので

個人的にはまだまだだなーと思っています。

マーチングや吹奏楽コンクールの強豪校で

部員が100名を超える大所帯にも関わらず、

退部者がほぼいない(年によってはゼロ!!)部活もある。

なので、決して夢物語ではないんですよね

 

 

壁を乗り越えたら、そこには成長がある!

辞めたい部活とは、人として成長できない部活だと

個人的には考えています。

組織は人の集合体。一人ひとりが成長することで

組織の成長につながる。

人として成長できる部活なら

辞めたい瞬間がきても、壁を乗り越えて

部活を最後までやり抜けるはず、

と仮説を立てています。

 

時間的な制約があり、なかなか細やかな

フォローなどが出来ていない現状。

ある意味、自分も壁にぶつかっているので、

何とか乗り越えられるように試行錯誤していきたいです。

 

 

 

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2017年吹奏楽コンクール課題曲の発送が始まりましたね。

個人的に注目はやはり保科 洋先生作曲の3番。

「インテルメッツォ」

取り上げてくれる団体が多いと嬉しいな~なんて

今から思っています。

色々な演奏を聞き比べしてみたい( *´艸`)

 

さて今回はそんな保科 洋先生の代表作ともいえる

「風紋」をご紹介します。

Wikipediaでもまとめられていました。

コンクール課題曲の人気投票などがあれば必ずと言っていいほど上位に入り、1987年の課題曲でありながら、現在でも吹奏楽団体のあらゆる演奏会では頻繁に演奏される。しかし、発表された当時は「演奏するのは難しくないが、何回練習しても終わりが見えない」と言われ、奥が深い曲だということが分かる

(Wikipediaからの引用)

 

30年前の課題曲!!にもかかわらず

演奏会やコンクールの自由曲としてよく演奏されているのをみると、

本当にファンが多い曲なんだな~と実感します。

 

自分で演奏したので余計にそう感じるのかもしれませんが、

非常に難しい曲でした。譜面に書かれた音をどう表現するか、

奏者の音楽センスが問われる。

 

作曲者自身のコメントで

曲名の『風紋』に特別な意味はありません。

と言っていますが、これが難しさでもあると思います。

作曲者の想いや表現したいものがタイトルに含まれていると、

曲を演奏していく上で、イメージも作りやすいのですが

意味がない、というのは自分で考えて作り上げていく必要があるので。

 

以前、演奏した際に目まぐるしく変わっていく風をイメージして

演奏したのですが難しかったです・・・。

目まぐるしく変化する風のように、音色や吹き方などを

場面場面に応じて使い分けをしていくので

いつも以上に神経を使って丁寧に演奏することが求められて

とてもいい勉強になりました。

こういう曲がしっかり表現できるようになると

バンドとしても、レベルアップになるよな~と感じました。

 

YOUTUBEに演奏動画がいくつか上がっていますが、

作曲者自身の指揮による演奏がありました↓↓

風紋を聴いたことがない人も聴いたら、

きっと風紋のことが好きになる・・・・・・かも(笑)

 

 

 

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「部活を辞めたいと言われたら②」

こんばんは。このところ部活辞めたい問題が

立て続けに起きており・・・・・・・

精神的にすり減っている悩めるねこです。

 

基本的には合奏練習をみるのがメインで

音楽面以外の問題については

基本的に顧問側の対応なはず・・・なんですけどね~。

(顧問と悩ねこで部活に対して温度差があるせいなのか)

顧問に任せるとすぐに退部の流れになってしまうので

なんだかんだ首を突っ込んでしまっています。

 

 

 

やはり限られた時間とはいえ、

一緒に音楽をつくる時間を共有してきているので

部員のみんなのことは大好きです。

だからこそ、理由次第だけど

途中で退部してしまうのは寂しいし、

もったいないな~と思ってしまう。

音楽やっていて良かった!と思える瞬間って

絶対あるから、その経験なく辞めるのはもったいない。

個人的感情になりますが、

出来ることなら引退まで一緒にやり遂げたい!

という気持ちがとても強いのです。

 

辞めるにしても、気持ちよく辞めてもらって

また戻りたいな~と思える辞め方の方がいいと思うんだよね。

お互いにネガティブな感情をもったまま辞めると

尾を引いちゃって何となく気まずさみたいなものが残る。

でも、お互いに気持ちよく辞められると、

その後も人間関係が続いて、また何かの縁で

一緒に仕事したり音楽したりすることもある。

ま、様々な要因あっての辞めたいという感情なので

心身ともに疲弊しちゃって冷静な判断力がない状態なら

さっさと辞めるのもアリだと思うけど。

 

客観的に物事を見ることの大事さ

部員から部活を辞めたいと言われたとき、

「決心が固そうだし、引き止めても無理そう」

「絶対引き止めなくては」といった、

こちら側の感情は一切出さないようにした方がいいと

個人的には思っています。

「部活を辞めよう」と思い至るまでの心境を

なるべく丁寧に、細かくヒアリングしていくことで、

部員自身も気づいていなかった感情や

考え方に気付くことがあります。

 

「勉強と両立できないから部活を辞めたい」

勉強と部活の両立。部活をする人は、きっと永遠の課題だと思います。

上手く両立している人もいると思いますが、

世の中そんなに器用な人ばかりじゃない!

自分自身がまさに両立ができないタイプだったので、

両立できないから辞める、という気持ちはよく分かる。

 

実際、自分の関わっている部活でも両立ができないので

部活を辞めたい、と部員Bさんから話がありました。

顧問とBさんで面談をして、部活の継続について話し合い、

顧問からは「退部の意思が固く、覆ることはなさそう」と連絡をもらいました。

だが、しかし!!!!

悩ねこは自分で見たこと、聞いたことでないと

納得できないというメンドクサイ性格なので、

退部するしないに関わらず部員とは話をしようと思い、

時間を作って話をしました。

 

最初は「両立できないから辞めたい」の一点張りだったのですが、

話を掘り下げていくうちに、

音楽が好きだし、出来ることなら続けたい。

でも不器用で練習しても練習しても

なかなか上手くなれないし、合奏も自分のせいで

止まることが多く、申し訳なくて辛い。

こんなに下手なら辞めた方が周りのメンバーにも

迷惑をかけずに済むから。

勉強もできない、部活もできない。

どちらも出来ないならせめて勉強だけはしたいので、

部活を辞めることにしたんです。

と泣きながらに自分の気持ちを伝えてくれました。

Bさん、部員の中ではものすごく練習している方なんですよね。

自主練習は必ずいるし、いつも最後まで部活に残って練習しているし。

初心者からスタートしているので、いきなり演奏できるわけないんですが・・・。

周りが経験者ばかりで、かなり追い詰められてしまってました。

 

松岡修造の言葉に

君が次に叩く1回で、
壁は打ち破れる
かもしれないんだ!

というのがあります。個人的にすごく大好きな言葉。

なので、この言葉を借りて話をしました。

 

10回練習して出来る人もいれば、1回で出来る人もいる。

それは個性だし、得意不得意もあるから気にすることじゃない。

100回練習して出来るようになれば、それはもうあなたの実力なんだよ。

自分では上手くなってないと思っているようだけど、

そんなことは全然ないから大丈夫。

練習を積み重ねている分だけちゃんと力になっているから。

 

でも成績が落ちているのは事実だし、

勉強もしないとまずいよね(^^;

仮に部活を辞めて、その時間を全て勉強に費やすつもりでいる?

そうじゃないなら、上手く部活と勉強を両立できるように

模索するのも人としてのスキルアップになると思うよ。

そのスキルは社会に出たときにもきっと役に立つから。

 

でもBさんの人生だし、最終的に決めるのはBさん自身。
辞めるにしても、続けるにしても後悔のないようにね。

 

と、こんなようなことを伝えました。

実際はもう少しマイルドに、上から目線にならないように

言葉を選びつつなので言葉のチョイスに少し違いはありますが・・・。

 

 

「もう少し頑張ってみます」

色々話を聞いて、こちらの考えも伝えて・・・。

最終的にはBさんから「もう少し頑張ってみます」という言葉が出ました。

勉強もしないといけないので、自主練習などは控えつつ

家で出来る練習などをいくつかレクチャーして、

勉強の合間時間に少しの時間でもいいから

息抜き代わりに部活の練習をする、というところで落ち着きました。

 

正直、ほっとしました。

音楽を続ける、という選択をしてくれたことが

本当に本当に嬉しかった。

大変だけど、頑張って乗り越えようとしてくれる姿勢をみて

自分自身、とても刺激を受けました。

と、同時に・・・

「顧問は一体どんな対応したんだよ!」

と少しばかりの怒りというかガッカリさというか

何とも複雑な気持ちになりました。

 

一応、顧問に状況報告をしたけど

「そうなんですね、わかりました」って。

反応薄っっ!!!!もう少し感情を表せないものか。

部員が一つ壁を乗り越えて成長しようとしているのに!!

はい、ここは完全に愚痴です。ごめんなさい。

 

そんなわけで

「もう引き止めようと思っても心が固まっていて無理そう」

というフィルターをかけず、きちんと部員と向き合うことの

大事さを実感した1件でした。

 

自分自身が辞めたいという壁にぶつかったとき、

その対処方法を教えてくれた当時の上司に

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

多分その経験がなければ、こういう対応が

全然出来ない人になっていただろうから・・・。

まだまだ未熟ではありますが、それでも自分のもてる

精一杯の誠意と熱意をもって接するのは大事だなーと感じました。

 

 

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今回の吹奏楽曲はコレ!

アスファルト・カクテル(Asphalt Cocktail)
ジョン・マッキー(John Mackey)

 

お恥ずかしながら・・・

作曲者のジョン・マッキー(John Mackey)さんのこと、

自分で演奏するまで全く知りませんでした(;・∀・)

 

譜面を見ながら参考音源を視聴したときの感想が

「この作曲家は何を思ってこんなスリリングな曲を書いたんだろう」

という疑問ですから、練習期間もしばらく悩まされました。

今まで出会ったことのないタイプだったもんで・・・。

 

2016年の全日本吹奏楽コンクールで

九州代表の精華女子と東京代表の都立片倉が

自由曲に同作曲者の「ワインダーク・シー」を

取り上げていましたね。

 

アスファルト・カクテル、曲解説の一文に

こんなことが書かれています。

私がニューヨークに住んでいたときを連想させる気概と攻撃性を表現しようとしています。

 

あなたが想像できる最も恐ろしいニューヨークのタクシーを思い描いてください。トラックが四方八方から迫ってきて、タクシーが曲がり角をスリップしているような状況を。または岩の上からサーブをするような状況を…

(引用:ブレーン株式会社 曲紹介のページより)

そう!!

曲解説にあるように、アスファルト・カクテルは

非~~~~常に攻撃性の高い曲だと思います。

聴いている側も、演奏している側もその攻撃性の高さは

きっと体感するはず。

 

全体的に細かな音が多く、求められる音色もかなり鋭いものだと思います。

そして恐ろしいまでのスピード感。あっという間に音が流れていくんです。

「お~い、タクシー」なんてのんびり手を上げたら

あっという間に目の前をかっ飛んで通り過ぎるタクシー。

タクシーをつかまえる方も必死にならないといけない。

この曲全体からそんな雰囲気を醸し出していると

個人的には感じています(笑)

 

ニューヨークのタクシーは映画やドラマの世界でしか

見たことがないので、リアルでどれだけ恐ろしいかは

まだ体験していませんが、さぞ恐ろしいのだろうと

アスファルト・カクテルを練習しながら思っていました。

 

この曲、すべてのパートがまんべんなく大変なんですが

特に打楽器はヤバイ。

難しいとか、大変とかって言葉じゃなくて、

ヤバイ。

使う楽器も多いし、求められるテクニックも高いし。

一番衝撃だったのはゴミ箱(金属製)を楽器として使用するんです。

叩くというより叩きつけるって感じで使うので、

打楽器のメンバーが四苦八苦していました。

タンバリンも物凄くえげつない譜面らしく・・・

練習のしすぎで指先から出血を何度もしたそうです。

 

トランペットはミュートの差し替えや

早いテンポでのダブルタンギングなど

自分の苦手なことが多かったので非常に苦戦しました。

(それでも打楽器に比べたら簡単なんだろうけど・・・)

自分のパートを体で覚えるくらいじゃないと

曲の勢いに乗せて演奏できないな~と

練習しながら感じていましたが・・・本当にそうでした。

ひとたび曲が始まったら、暴走タクシーに

飛び乗る気持ちでいかないと取り残されてしまう

スリリングさをもつ曲です。

 

指揮者いわく、この曲はスリリングさが魅力だから

安全運転な演奏はつまらない、だそうです。

崩壊寸前のハラハラドキドキする感じがある方が

いい!ということで本番はかなりぶっ飛んだ演奏になりました。

(テンポも速いし、全体的にみんなキレッキレの演奏だった)

 

全日本吹奏楽コンクールでは

2014年に名取交響吹奏楽団が取り上げて

かなり話題になったようです。

これを生演奏で聴けたのはちょっとうらやましい。

録音音源は聴いたのですが、このスリリングさは

やっぱりライブ演奏が一番聴いていて楽しいそうだなーと思いました。

 

でも個人的にはアスファルト・カクテルは

そこまでコンクールでブームにならないで演奏会等で

取り上げられる機会が多いと嬉しい。

コンクールでアスファルト・カクテルが続いた日には

昔のラメント祭りを思い出しちゃうよ・・・。

 

 

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小編成バンドの悩みネタが続きますが、

引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

 

今回は譜面に関するお話です。

以前にもネタにしたのですが・・・

小編成バンドの悩み ~譜面がない~

 

選曲に悩み過ぎて白髪が・・・!!

本当に小編成バンドって譜面選びが大変なんですよね。

昔と比べたら選択肢が増えたのは嬉しい限りなんだけど、

それでもそれでも!!!!

いいな~と思う曲の多くは大編成用・・・。

部員が候補に出す曲も大半が大編成のものばかりで、

毎度毎度選曲には頭を抱えています。

 

やりたい曲=できる曲じゃないのが難しい

定期演奏会のプログラムを組むにあたり、

部員たちからやりたい曲をあげてもらったのですが

吹奏楽オリジナルは見事に大編成ものだけだったので

めちゃくちゃ悩みました。

コンクールじゃないし、出来ることならば

部員たちのやりたい曲をやってほしい!と思いつつ

候補にあがった曲が打楽器だけで8名必要だったり

ハープがないと成立しないものだったり、

ダブルリードが2声マストだったり、、、(;・∀・)

ポップス系はウインズスコア様様で

サクサクっと選曲が終了しました(笑)

 

色々考えた末、悩ねこからも何曲か候補を出して、

それぞれの曲のメリット・デメリットなどもすべて伝えて

部活内選曲選挙で無事に決まったのでほっとしています。

 

あ、アレンジって手があるじゃないか!

現在、曲の練習をはじめたところですが

練習をしながらふと

やりたい曲ができないならバンドに合わせて

譜面アレンジすればよかったのかも

なんてことを思うようになりました。

思ったら即行動に移すタイプなので、

スコアを見ながら現在進行形で譜面をいじっております。

譜面をいじることには賛否両論あるかと思いますが、

不完全な状態のものを演奏するよりは

出来る限り完全に近いものを演奏したい、

という気持ちもありまして・・・。

中編成用の譜面を使用しているので、

どうしても人数的に音が足りない場所が出ちゃうんですよね(涙)

幸いなことにアドバイスをくれる人が身近にいるので、

何とかかんとかやっています。

 

個人的には雲のコラージュ的な曲がもっと増えると

嬉しいな~なんて思っています。

最低人数がいれば曲として成立するけど、

アレンジしても素敵な曲に仕上がるよ~って曲が増えたら

色々な曲への解釈が生まれて楽しそうだし、

演奏する度に色々な挑戦が出来るし。

 

 

 

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周りから見て明らかなブラック部活じゃなくても

部活辞めたい人間からすると、その部活はブラック部活なんですよね。

悩ねこの部活もブラック寄りのグレー部活だったと思う。

休みはないし、指導者からの暴言はあるし、

その割に成果の出ない部活だったから。

  • 指導者とソリが合わない
  • 休みなく練習があるので遊べない
  • 勉強と両立ができない
  • 人間関係がうまくいかない
  • 練習しても練習しても上手くなれない

そんなブラック寄りのグレー部活だったので、

思い出せる範囲だけど、こんな理由で辞めたいなーと

3か月に1度は悩んでいたと思う。

悩みが解決→よーし、部活頑張ろう→別の理由で悩む

→悩みが解決→よーし、部活・・・のループ(笑)

 

大人になっても楽器を続けているので

「部活辞めたいって思ったことないでしょ」

な~んて言われますが、そんなことはありません。

親から「自分でやりたい、と決めたことなら最後までやり切りなさい」

と言われて何とか何とか続けられた高校時代。

 

今は部活があまりに辛いなら、一般の吹奏楽団に入団して、

そこで楽器を続ければいい!なんて発想ができますが・・・

高校生のときは思いつきもしなかった。

周りの人からもそういうアドバイスはなかったし。

3年続けた身からすると、部活やっていて良かった!

と思えることも多いけれど、やっぱり続けるのって大変なんだよね。

 

部活辞めたい問題、悩ねこが関わっている部活でも度々ぶつかります。

悩ねこは顧問ではなく、あくまで外部の人間ですが、

顧問があまり部活に介入してこないという実情もあり

運営面でも色々と部員と関わる機会が多い。

(楽しいし、どちらかといえば好きなことなので苦にはならないけれど。)

なので、部活を辞めたくなった部員と話をする機会も多いのです。

 

部員が辞めたいと言ってきたら

どう対応するのがいいのか?

「人が少ないバンドだから、あなたに辞められたら困る」

という説得をする人、多いんじゃないでしょうか。

確かに人数が少ない部活の場合、一人が退部するのって

部活全体にも大きな影響があります。

その気持ち、わからなくもないけど・・・

そのパートがいなくなるのが困るのであって、

その部員がいなくなることにはあまり困ってないような・・

 

 

実際、以前部活を辞めたいと言っていた

部員(Aさん)からこんなことを言われました。

部長や副部長、顧問、みんな揃って

Aさんがいなくなるとパートで一人しかいないから

パートがなくなって困るって言われたけど

それって自分に残って欲しいんじゃなくて

そのパートが必要なだけじゃないですか。

 

 

Aさんは部活を辞めるつもりで顧問に話をしにいったら、

引き止められて↑のように言われたそうです。

そして同級生からも同じような話をされて、

ますます部活を辞める心が固まった・・・と。

一緒に音楽をしてきたので、辞めるにしてもAさんとは

一度話をしたいと思い、Aさんを時間を作ったときに

そんな話を聞かせてくれました。

 

多分引き止めの言葉は部長や顧問が

たくさんかけているだろうし、

個人的には引き止めの言葉が嫌いなので(;・∀・)

Aさんの話を聞いて、思っていることや考えを知ろうと思い

ただただ聞き役に徹しました。

15分くらいのつもりが気が付けば

2時間以上話をしていてお互いにビックリ(笑)

 

色々話を聞いていくうちに

音楽は嫌いじゃないし、中学でも3年続けてきたから

部活の環境が変わるなら続けたい、という気持ちが話の中から

出てきたので最終的には部活を続ける、ということで落ち着きました。

 

よくよく話をきくと、練習予定や練習メニューの内容など、

色々と意見を出すものの三役からは「そうだね~」と流されてしまい、

意見を出してほしいという割に、いざ意見を出すと却下されてばかりで

嫌になってしまい段々と部活に行きたくなくなってしまったそうです。

うーーーん、会社でもよくある光景。

良かれと思って意見を出して、何度も却下されると心も折れますよね。

Aさんには練習や部活をよくしたいという意見なら大歓迎だから、

三役に言ってもダメなら顧問や悩ねこに直接意見を言いに来てもらって

全然OKだからね、と伝えました。

 

悩ねこ自身、週1~2日程度しか部活に行く時間がとれず

日々の練習をみる時間に追われてしまい、

あまり部員とじっくり話す時間がとれてない現状のため

今回のことも部員とのコミュニケーション不足が原因だなーと

非常に反省をしました。

部活ノートを取り入れている学校も多いそうようですが

自分の行く頻度を考えると、ちょっと現実的じゃないんだよね・・・。

部員とのコミュニケーションは意識してとるようにしていますが、

どうしても部活自体に来ない部員とは関わる機会すらない状況なので、

かなり深刻な問題なんですが、いまだ解決策は見いだせず。

まだまだ試行錯誤していく必要がある部分です。

 

一番ベストなのは続けたいと思える部活にすることだと思います・・・が(;'∀')

現実問題、そんな素敵な部活ばかりではないと思うので、

今回テーマにした「部員が辞めたいと言ってきたときの対応」について

個人的に思うことをまとめていきますー!

 

辞めたい、という話を聞いたときに悩ねこがとるアクションは2つだけです。

  1. 話を聞く
  2. その上での提案

兎にも角にも、まずは話を聞くこと。

これに尽きます。

相手の考えや思っていることを知る。

意外に難しいんですけどね・・・

ついつい「自分のときは~」とか「いやいや頑張れば大丈夫」とか

自分の意見を言ってしまいがちだけど、

全て押し殺して話を聞くことに全力投球します。

 

そして話を聞いた上で、自分の提案を伝える。

あくまで提案なので、押し付けにならないように気を付けています。

「続けようよ」とか「辞められると困る」とかそういった事は言いません。

こうしたらどうだろう?という切り口で話をする。

 

自分が何度も何度も何度も何度も・・・endless

辞めたいという気持ちを経験してきた中で分かったことですが

人から決められたことって、どこかで納得できていない。

なので何か別の理由を探して、また辞めようという気持ちになる。

自分で考えて考え抜いて出した答えだからこそ

最後までやり切ろうという気持ちになると思うんです。

 

というわけで、悩ねこは引き止めはしません。

提案はするけど、その上で答えを出すのは部員本人の意思。

本人が悩んで悩んで出した答えならば、辞めるという答えも

全然ありだと思っています。

 

社会に出ても、同じ悩みって続くんですよね。

会社組織と部活動って似ているので。

今部活に関わるようになって、つくづく学校生活って

社会の縮図に近いものがあるなーと、そう感じています。

 

 

∧ ∧

ミ~-~ミ

ζ ζ_)ヽ 悩めるねこ

 

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