「部活を辞めたいと言われたら②」

こんばんは。このところ部活辞めたい問題が

立て続けに起きており・・・・・・・

精神的にすり減っている悩めるねこです。

 

基本的には合奏練習をみるのがメインで

音楽面以外の問題については

基本的に顧問側の対応なはず・・・なんですけどね~。

(顧問と悩ねこで部活に対して温度差があるせいなのか)

顧問に任せるとすぐに退部の流れになってしまうので

なんだかんだ首を突っ込んでしまっています。

 

 

 

やはり限られた時間とはいえ、

一緒に音楽をつくる時間を共有してきているので

部員のみんなのことは大好きです。

だからこそ、理由次第だけど

途中で退部してしまうのは寂しいし、

もったいないな~と思ってしまう。

音楽やっていて良かった!と思える瞬間って

絶対あるから、その経験なく辞めるのはもったいない。

個人的感情になりますが、

出来ることなら引退まで一緒にやり遂げたい!

という気持ちがとても強いのです。

 

辞めるにしても、気持ちよく辞めてもらって

また戻りたいな~と思える辞め方の方がいいと思うんだよね。

お互いにネガティブな感情をもったまま辞めると

尾を引いちゃって何となく気まずさみたいなものが残る。

でも、お互いに気持ちよく辞められると、

その後も人間関係が続いて、また何かの縁で

一緒に仕事したり音楽したりすることもある。

ま、様々な要因あっての辞めたいという感情なので

心身ともに疲弊しちゃって冷静な判断力がない状態なら

さっさと辞めるのもアリだと思うけど。

 

客観的に物事を見ることの大事さ

部員から部活を辞めたいと言われたとき、

「決心が固そうだし、引き止めても無理そう」

「絶対引き止めなくては」といった、

こちら側の感情は一切出さないようにした方がいいと

個人的には思っています。

「部活を辞めよう」と思い至るまでの心境を

なるべく丁寧に、細かくヒアリングしていくことで、

部員自身も気づいていなかった感情や

考え方に気付くことがあります。

 

「勉強と両立できないから部活を辞めたい」

勉強と部活の両立。部活をする人は、きっと永遠の課題だと思います。

上手く両立している人もいると思いますが、

世の中そんなに器用な人ばかりじゃない!

自分自身がまさに両立ができないタイプだったので、

両立できないから辞める、という気持ちはよく分かる。

 

実際、自分の関わっている部活でも両立ができないので

部活を辞めたい、と部員Bさんから話がありました。

顧問とBさんで面談をして、部活の継続について話し合い、

顧問からは「退部の意思が固く、覆ることはなさそう」と連絡をもらいました。

だが、しかし!!!!

悩ねこは自分で見たこと、聞いたことでないと

納得できないというメンドクサイ性格なので、

退部するしないに関わらず部員とは話をしようと思い、

時間を作って話をしました。

 

最初は「両立できないから辞めたい」の一点張りだったのですが、

話を掘り下げていくうちに、

音楽が好きだし、出来ることなら続けたい。

でも不器用で練習しても練習しても

なかなか上手くなれないし、合奏も自分のせいで

止まることが多く、申し訳なくて辛い。

こんなに下手なら辞めた方が周りのメンバーにも

迷惑をかけずに済むから。

勉強もできない、部活もできない。

どちらも出来ないならせめて勉強だけはしたいので、

部活を辞めることにしたんです。

と泣きながらに自分の気持ちを伝えてくれました。

Bさん、部員の中ではものすごく練習している方なんですよね。

自主練習は必ずいるし、いつも最後まで部活に残って練習しているし。

初心者からスタートしているので、いきなり演奏できるわけないんですが・・・。

周りが経験者ばかりで、かなり追い詰められてしまってました。

 

松岡修造の言葉に

君が次に叩く1回で、
壁は打ち破れる
かもしれないんだ!

というのがあります。個人的にすごく大好きな言葉。

なので、この言葉を借りて話をしました。

 

10回練習して出来る人もいれば、1回で出来る人もいる。

それは個性だし、得意不得意もあるから気にすることじゃない。

100回練習して出来るようになれば、それはもうあなたの実力なんだよ。

自分では上手くなってないと思っているようだけど、

そんなことは全然ないから大丈夫。

練習を積み重ねている分だけちゃんと力になっているから。

 

でも成績が落ちているのは事実だし、

勉強もしないとまずいよね(^^;

仮に部活を辞めて、その時間を全て勉強に費やすつもりでいる?

そうじゃないなら、上手く部活と勉強を両立できるように

模索するのも人としてのスキルアップになると思うよ。

そのスキルは社会に出たときにもきっと役に立つから。

 

でもBさんの人生だし、最終的に決めるのはBさん自身。
辞めるにしても、続けるにしても後悔のないようにね。

 

と、こんなようなことを伝えました。

実際はもう少しマイルドに、上から目線にならないように

言葉を選びつつなので言葉のチョイスに少し違いはありますが・・・。

 

 

「もう少し頑張ってみます」

色々話を聞いて、こちらの考えも伝えて・・・。

最終的にはBさんから「もう少し頑張ってみます」という言葉が出ました。

勉強もしないといけないので、自主練習などは控えつつ

家で出来る練習などをいくつかレクチャーして、

勉強の合間時間に少しの時間でもいいから

息抜き代わりに部活の練習をする、というところで落ち着きました。

 

正直、ほっとしました。

音楽を続ける、という選択をしてくれたことが

本当に本当に嬉しかった。

大変だけど、頑張って乗り越えようとしてくれる姿勢をみて

自分自身、とても刺激を受けました。

と、同時に・・・

「顧問は一体どんな対応したんだよ!」

と少しばかりの怒りというかガッカリさというか

何とも複雑な気持ちになりました。

 

一応、顧問に状況報告をしたけど

「そうなんですね、わかりました」って。

反応薄っっ!!!!もう少し感情を表せないものか。

部員が一つ壁を乗り越えて成長しようとしているのに!!

はい、ここは完全に愚痴です。ごめんなさい。

 

そんなわけで

「もう引き止めようと思っても心が固まっていて無理そう」

というフィルターをかけず、きちんと部員と向き合うことの

大事さを実感した1件でした。

 

自分自身が辞めたいという壁にぶつかったとき、

その対処方法を教えてくれた当時の上司に

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

多分その経験がなければ、こういう対応が

全然出来ない人になっていただろうから・・・。

まだまだ未熟ではありますが、それでも自分のもてる

精一杯の誠意と熱意をもって接するのは大事だなーと感じました。

 

 

∧ ∧

ミ~-~ミ

ζ ζ_)ヽ 悩めるねこ

 

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