こんにちは、今野です。
トランペットに限らず、管楽器の経験がない方々から
「演奏するためには、肺活量がいるのではないのか」
という質問を、必ずと言っていいほど受けます。
なぜか、皆さん、管楽器に対して
「肺活量のある、特殊な人間にしか扱えない楽器」
というイメージが根付いているようです。
確かに、アスリートの人かと勘違いするほどの
体格をしたプレーヤーも、中にはいます。
では、そういった体格の人でないと
管楽器が扱えないのかというと
答えはノーです。
私自身、体格的にはどちらかといえば華奢な方で
特別、肺活量が高いわけでもありませんが
問題なくトランペットを扱えますし
女性の方でも、バリバリ吹きこなす人がいます。
結論から言いますが、トランペットに必要なのは
肺活量ではなく、腹式呼吸に代表される呼吸法です。
呼吸は、人間の生命維持のために必要不可欠なものであり
そのために、普段、無意識で行われているものなので
あまり、その重要性について認識されていないのですが
一流プレーヤーの中には、呼吸法について研究している人もいるくらい
誰もが、その重要性について認めています。
この呼吸法をマスターすることで
トランペット習得のハードルは、ほぼクリアできる
と言っても、過言ではありません。
ぜひ、マスターしましょう。
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