高校を卒業して私は東京のレストランチェーンを経営する会社に入社した。
初めての東京、私は仕事なんか二の次に遊びまくった。
洋服、化粧品、遊びどれもお金のかかることばかり。
ある日母からもらったデパートの商品券で買い物をした。
あまった端数の金額で何か変えるものはないかと探す。
ふと立ち止まると、本屋があった。
「バイトでもするしかないかなー、お金もないしな」
と何気なく手に取った求人誌を買い、家に戻った。
私の買った求人誌は偶然にも風俗専門の求人誌だった。
一番最初のページの広告に目が留まる。
SMクラブ
私は高校1年の時にちょうどトパーズの映画が上映されてすごく興味があった分野だった。
皮のぴったりしたコスチュームを着て鞭で男たちはたたく。
ほかの風俗は体を使うからそれはいやだった。
六本木にあるそのクラブはその業界でも有名なお店で私が面接でオーナーと話してる間にもひっきりなしに電話が鳴り、女の子たちがどんどん出て行った。
「経験は?」 とオーナー。
「ありません、でもトパーズをみて女王様になれたらかっこいいな、と思って」 と私。
「女王様だけでは稼げないわよ、まずはMもやってみて、それから覚えていくのはどう? すごく稼げるわよ」
すごく稼げる・・・この一言で私はその場で働くことを決めた。
そして30分後にははじめてのお客についていた。
場所はsm専用のホテルだ。薄暗い電気が気味が悪くて逃げ出したくなった。
どうしよう・・・このまま私は殺されたりしたら・・・
不安な気持ちを抱えたままドアをノックする。
すると出てきたのは品のよさそうな白髪の男性だった。
この男性はとても仕立ての良いスーツを着ていた。
どうも店の常連らしい。
私の顔を見たとたん店に電話をして5時間に時間を変更した。
何もわからない私にまずは下着姿になるようにやさしく命じた。
そのまま体を拘束され、私が下を向くと
「恥ずかしいのか?」 と聞かれた。
「はい、とても恥ずかしいです」 と私が言うと男はとてもうれしそうだった。
軽く鞭でたたく、たたくというよりはなでるといったほうがいいだろう、それくらい軽かった。
その部屋にはトイレがあるのだが、そのトイレはなんとステージの様に一段高くなっていた。
もちろん個室ではなく和式なので用を足す時はお尻が丸見えになる、という仕組みだ。
そこでその男は私に用を足せという。
そしてまた
「恥ずかしいか?」 ときいてきた。
私はやっぱり
「恥ずかしいです」といった。
私が尿を出した瞬間彼は果てた。
正直状況があまりにも非現実的だったので私は恥ずかしいと言う気持ちが一切なかった。
でも恥ずかしいそぶりを見せたり、恥ずかしいというたび彼のペニスが脈打っていたのをみて、私はこうしたほうが喜ぶんだ、と感じ取っていた。
5時間予約したにもかかわらずプレイは2時間ちょっとで終わった。
そして男はシャワーを浴び、私に5時間分のお金と、それとは別にチップとして5万円をくれた。
「またすぐに君に会いに来るからね」
と言って彼はホテルを出た。
店に戻り、どうだったか、と聞かれ
「楽勝でした」と言うとオーナーに笑われた。
今日は帰っていい、と言われ私は彼女から10万円をもらった。
チップをあわせて15万円2時間ちょっとで稼いだことになる。
この日から私の人生が変わることになる。