あえて平成最後の日と令和最初の日は外しつつ(こっ恥ずかしいから…)、中二病全開のカッコいい文章を書くぜ!
私にとっては未曾有の10連休・・・なのですが、そもそも、ひとりぼっちに予定などあるわけもなく、ただ連休を無為に過ごしたくないという思いで、昨日は浅草辺りを散策してきました。
はじめから終わりまで「取材」という心づもりもなかったのですが、それでも、このブログが太平洋戦争を扱った作品を公開していることから、自ずと気づく存在があります。
浅草寺の平和地蔵尊
言問橋そばにある慰霊碑
上野公園にある時忘れじの塔
これらは大戦(特に東京大空襲)の犠牲者を悼んで建てられた像や碑です。
(時忘れじの塔は関東大震災の犠牲者も供養しています)
戦火によって故郷が灰燼となり、家族や友人を失う悲しみがあったことを伝えているのだと思います。
私の祖父母の代においては、まさにその時代を体験し、故郷を灰燼から見事に復興させました。
また父母の代においては、再び故郷が戦火に晒されることはありませんでした。
一人ひとりを見れば、ただただ各々が自分のことを一生懸命にやったということなのかもしれませんが、広く眺めればは悲惨を繰り返さないこと、悲惨を起こさない世の中を堅持すること・・・という"世代の意志"を感じます。
私と父はちょうど30歳の年の差があります。
父が平成元年を迎えたときの齢で私は令和元年を迎えることになります。
当たり前って言えば当たり前なのですが、何だか「奇しくも」という言葉を使いたくなります。
父も今では高齢者ですけど、100歳まで生きたいと言っています。
すごい世代です。
私は70歳で死んでもいい(ように悔いなく生きたい)と思うこともあるくらいですから、下手すりゃ父よりも先に迎えが来るかもしれません…そいつは芳しくないでしょうなあ(笑)
ともあれ私は体力面での最盛期は過ぎてしまいましたが、頭脳と心の最盛期はこれから迎えるものと思っています。
私達が大人としての責任を持って、先代の培ってくれた良きところを継ぐ。
それをしないなんてことがあってはならないよなあ・・・その様に思うわけです。
その一方、私達の世代も結構な苦労をしてきました。
私ごとについて言えば、いじめられるような目に遭い、過重なストレスを喰らい、独りぼっちの病人にもなりました。
「そんなことは先代の辛苦とは比較にならない」とは思います。
さりとて、”そんなこと”が私にとっては地獄の苦しみだったことも確かです。
そして、”そんなこと”の裏には世の中の理不尽や社会の構造的な欠陥や人間の性(さが)があります。
私達の世代は、こういうことをなんとかできると思ってますよ。
例えば、”そんなこと”が世の中でしばしば話題になるようになったことは、多くの人が「問題があるな」と感じるようになったからだとも思えます。
兆しはあるように思います。
私はまさにその当事者ですので、当事者ゆえの難しさってのも常々感じているのですが「何とかしたいねぇ」とは常々思っています。
だから、私は自分の不幸を解消したいと思ってます。
私が不幸を解消すれば、それは世界から一つ不幸が消えることだからです。
以上・・・
あまりかっこよくなかったかもしれませんけど「継ぐ遺産」と「作る遺産」について、何となく平成の終わりの頃に記しました。
連休は、いい感じに過ごそうと思ってます!
多少、作品作りが停滞するかもしれませんが、今後のためにしっかりリフレッシュしておきたいところです。
連休明けたら、仕事が大変なことになる(笑)ってのがわかってますからね~
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