こんばんは、世間はシルバーウイークということで、ありがたいことに僕も堪能しています。
一昨日は関東の最東端、千葉県銚子市の犬吠埼にツーリングに行ってきました。
今のスクーターに乗り換えてからは勿論のこと、バイク免許を取って以来、最も長距離のツーリングです。
<ルート>
僕は千葉県の住民です。
まずは利根川沿いの国道356号線(利根水郷ライン)に出て、あとはひたすら東進するというルート。
とっても簡単!
片道100kmの道のり。この距離が難関なのでした。
<そして到着!>
片道4時間かかりました。
「いつまでも到着しねえ!!」と焦らされる長い長い運転でした。
しかし、目的地間際の海沿いの道のクライマックス感は素晴らしかったです。
荒々しい波が岩にぶつかって弾ける様子を感じながら、徐々に浮かんでくる灯台のシルエットを目の前に緩やかなカーブを快走する・・・うん、最高!
以下、犬吠埼で撮影した写真をご紹介します。
言わずもがな「犬吠埼灯台」です。高さは27メートル明治7年に作られた歴史のある灯台です。
見学料200円(大人)にて登ることも出来ます。
灯台の裏手の遊歩道からみた断崖絶壁。
地形が入り組んでいて小ぶりながらも見応えがあります。
遊歩道は頑丈な柵がついていますが、ちょっと足がすくみました(笑)
同じく断崖絶壁の入江・・・カッコイイっすね・・・しかし・・・
入江の奥はこのような残念なありさま。
ゴミだらけ!!
上から投げ捨てられたんじゃなくて漂着したんでしょうね
気を取り直して灯台の上からの眺望。
所詮は27メートルの高さですので「展望台」という程の景色は期待できないのですが、それでもなかなかのものです。
灯台に併設されている「霧笛舎」です。
現在は使われていませんが文化財として保存されています。
「霧笛」というのは、その名の通り音を出します。
視界不良の際に船舶を誘導するために用いたそうです。
現在はレーダーや通信装置が発達したのでこの霧笛は用いられていません。
(補足:とは言っても2008年まで使われていた!!)
ここからはマニアックなので興味のある方だけどうぞ!!(笑)
<原付2種でツーリングってどうなの?>
この話をする前に、原付2種って何?って説明が必要ですね。
まず「原付き(原動機付き自転車)」と言われて真っ先に思い浮かべるのは排気量が50cc未満のスクーターではないかと思います。
これは「原付1種」とも呼ばれます。
それに対して「原付2種」はエンジンの排気量が51cc以上125cc未満のバイク(排気量による分類なのでスクーター型以外のタイプもあります)です。
上の写真みたいに見た目には1種と2種はあまり違わないように見えるかもしれませんね。
(大柄な原付2種もあるにはあります)
交通ルールは次の通りで市街地での使い勝手は抜群です。
◎その道路ごとの法定速度で走れる(原付1種は最高30km)
◎二段階右折不要(原付1種は二段階右折が義務)
◎二人乗りOK(原付1種は不可)
△要小型二輪免許(普通自動車免許ではダメ)
X高速道路は走れない
Xナンバープレートがピンク(笑:これは主観です)
そして軽量コンパクトなマシンには次のような長所、短所があります。
◎小回り抜群
◎降車して手で押すのも楽々
◎一般道(法定速度)では十分なエンジン性能
◎燃費が(大排気量車と比較して)良好
△法定速度以上で走るには余裕の少ないエンジン性能
Xせせこましい乗車姿勢(機種による)
X上り坂ではパワー不足気味
X燃費はいいけどガソリンタンクが小さい(これも機種による)
X見栄えが貧相(笑:これは機種による)
このような特徴ですので、長距離移動は苦手です。
今回のツーリングも往復で200kmですが、これは決して長距離として自慢できるものではありません。
(大きなバイクの場合は、倍の一日400km走ったとかザラです)
ですが、頑張ればそれなりにはできる!ということが分かりました。
125ccってバイクの世界では下から2番めくらいの小ささなのですが、今回のツーリングでは(坂道が少なかったので)パワー不足を感じることはありませんでした。
一番つらかったのは乗車姿勢です。
お行儀よく座った姿勢は、ず~~~っと続けてると背中が痛くなります!!
その代わり、逆転の優越感はあります(笑)
「どーよ!?こんなバイクで来ちゃったぜ・・・」みたいな。
道の駅の駐輪場でも犬吠埼の駐輪場でも原付2種は自分だけでした。
ともかく、こういう小さなバイクだけどツーリングだって(頑張れば)こなせる。
走りの爽快感もきちんとあります。
良いですね。とっても気に入りました。

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