ステキなステッカーを作ろう【前編】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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 ステッカー

いつもご訪問下さいましてありがとうございます。
 今回は、いつもと一味違ったレポートをお送りします。

 表題の通り「(ステキな)オリジナルステッカー」を作ってみました。

 製作途中を写真に撮ってたら、結構な枚数になってしまったことと、また、ステッカー作りについてのノウハウを(と言っても初めて作ったわけでたかが知れていますが)記事にしたら有益な内容になるんじゃないかな?と思ったので、前後編の2回に分けてお送りします。

 オリジナルステッカーとかオリジナルワッペンとか、作ってみたかったんですよ。
 僕のサークルは、ほとんど無料誌の扱いだけですから、会話の切り口作りなどのためにグッズもあればいいな~と思ってます。

 ただし、今回は残念・・・。
 この方法だと手間とコストが凄まじくて頒布するグッズとしては難しいと判断しました。
 (他に方法がないか、探ってみようかなとも思ってます)

 でも、それだけじゃないです。僕自身が、自分の持ち物に貼り付けるステッカーやワッペンが欲しかったんです。
 既成品のステッカーも良いのですが、「これがオレだせ!(笑)」っていうアイデンティティの表現に使いたいか?というと、今一歩ピンとこなかったからです。


 前置きはこんなところにしておきましょう(笑)
 さっそく前編の工程をご紹介していきます。

(1)下描き

ステッカー下書き

 下描きは僕としては珍しくエンピツ描き。
 技量がないからアナログだとデッサンが狂ってしまうので、パソコン上で左右反転しながら下描きするのが、いつものスタイルなのですが、サクサクと描いてサクサクと修正するなら手描きがやっぱりお手軽です。
 エンピツ描きのあと、迷い線を取り除くことを兼ねてペン入れ・・・と言っても、そのへんにあった水性ボールペンでトレースしただけです。
 あくまでも下描きです。この線画がそのまま絵になるわけじゃないので・・・

(2)作画

ステッカー描き起こし

 作画はパソコン上で行います。
 下描きをスキャナーで取り込んで、Photoshopで線を描いていきます。
 (本当はIllustratorの方がいいんでしょうけど、持ってないのでした)
 今回はパス(ベジェ曲線)でラインを描くことにチャレンジしました。
 
 パスはPhotoshopの機能ですが、他のツールにはあるでしょうか?
 セルシスのIllustStudioにはパス線を用いた「定規ツール」があります(多分クリスタでも出来ると思われます(推測))。これが代わりになるかもしれません。 

 さておき、パスで描く作戦は正解でした。
 ペンタブレットでもハンドドローイングでは、ボコボコのラインになってしまったと思いますが、パスならばとても滑らかな曲線が描けます。
 修正もお手軽です。何より速いです。

 今回の絵のベクトルは「外に出してもイタくない(笑)」つまり、アニメアニメしてなくて、萌え過ぎでないことが目標です。
 カワイイけどかっこいい感じもすること。
 ぶっちゃけると、昔のアメリカのカートゥーンのようなノリの絵柄を目指しました。

 名づけて「ムジャ子ライトニングステッカー」


(3)印刷用紙

ステッカー印刷用紙

 印刷用紙はご覧の「A-one」のステッカー用紙、はがきサイズ「キレイにはがせるタイプ」をチョイスしました。
 このメーカーでなければダメってわけじゃなくて、行きつけの店に、このメーカーのものしか売ってなかったからです。

 ただし、初心者の方には印刷サイズは、とにかく「はがきサイズか、それより小さいもの」をオススメします。

 ステッカーの作成は、ちょっと手間です。
 まずはメインの印字用紙に普通に印刷し、そのあと保護シートを上から貼り付けます。
 この保護シート貼り付けが厄介なんですよ!
 大きなサイズになるほど難しくなります。

 実は欲張って「A4サイズ」も作ってみたんですよ・・・

失敗1

失敗2

 まったく残念なことに、ご覧の有り様・・・
 上図の写真はちょっとわかりにくいかもしれませんが、オレンジの丸で囲った部分は気泡です。
 スマホの画面などに保護シートを貼った際にできがちな気泡と同じです。
 絵柄の部分にも容赦なく出来てしまう気泡!!(涙)
 一枚おおよそ400円の内、350円くらいが、あっさりパ~になってしまいました。
 ちなみに「はがきサイズ」は、僕は初回で成功させることができました。

(4)印刷の前に・・・

ステッカー

 レイアウトを決めました。
 今回の絵柄は一つだけですが、用紙は一枚あたり200円(はがきサイズ)もしますし、購入した用紙はたったの二枚・・・。
 一つのステッカーを作るだけで一枚の用紙を使っちゃうのは勿体ない!
 というわけで、冷静になって複数の絵を置くべく、レイアウトを決めました。
 大中小の3サイズ。あまりギュウギュウ詰めにしても後で大変なので、うまいバランスを意識しつつも、できるだけ大きく且つ多くの絵を配置しようと頑張ってみました。
 そして、いきなりステッカー用紙に印刷するのではなくて、はがきサイズの安い紙に試し刷りをしました。
 上の写真は、試し刷りをしたものです。


 さて、前編はここまでです。
 後編は明後日の公開予定です!


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