付加価値~愛の魔法~【カナエとムジャ子】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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~お菓子で対決編~

付加価値~愛の魔法~

(No.ex-229)

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4コママンガ「カナエとムジャ子」は、続き物の
「お菓子で対決編」をお送りしています。今回は8回目です。
 初回では登場人物の紹介もしています。
ぜひご覧くださいませ→こちらから)。


 アンジェラ・レイの作戦は「おいおい・・・」って感じですが、ハズレではないようです。
 見目麗しい金髪の少女(少年でも可?)が歌ってたら、たぶん僕は「クラッ」と来てしまう。
・・・ね、そうですよね!?(求む、同意!


<注意!:ここから真面目>

 今回のシリーズは「経済学」をテーマにしているつもりになってるので、このようなウンチクと考証もたまに挟んでいきます。

 商品には生産や加工の過程で付加価値が与えられます。例えば農作業によって「麦」が得られます。この段階で当然「麦」の価値のある生産物になります。そして、その麦にどんどん付加価値が加えられていきます。

 農業:「麦」の価値
  ↓
 製粉工場:「小麦粉」の価値を付加
  ↓
 パン工場:「パン」の価値を付加
  ↓
 物流:「輸送=小売店にとっての利便」の付加
  ↓
 小売店:「販売サービス=消費者にとっての利便」の付加

 
 市場(しじょう)は競争の場ですので、より多くを売るために各事業者は付加価値の創造に躍起になります。機能性、信頼性、安全性、デザイン性、そして価格(安いこと)など、いろいろな価値が付加されていきます。
 そのお陰で私達はより優れた商品を手に入れられるようになるわけですが、行き過ぎた競争は時に「珍品」を生み出したり、「見た目だけの粗悪品」を生み出したり、もっと哀しいことに働く人の過労を招いたりすることもあります。
 しかし、そのネガティブを払しょくするのも、これまた「付加価値」であろうと思います。価格競争のスパイラルを克服するような価値の創造を心がけて仕事に取り組みたいと僕は考えています。


 ところで、僕の作品(冊子)に人気の作家さんが寄稿してくれて、それでバーンと売れてしまったら、複雑な気分になるだろうなあ(苦笑)。
 でも、これはこれで良いんですよ。人気の作家さんを目当てに手に入れてくれた方に自分の作品もご覧頂くチャンスなんですから!(なお、どなたかに寄稿して頂くお話は今のところありません)。

(お知らせ)5月5日のコミティア108に参加します。
サークルスペースはD11aです。


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