とっても、ちゃっかりした記事(笑)を
書いてしまいますが、
2次元工場の作品「COS☆MOS」の
第1巻で登場した星空は、
ちょうど今頃、見ることができるんです。
(2次元工場Webサイト)
上図は、今日の19時30分ごろの星座早見盤を模写したイメージ(クリックで拡大します)です。
「COS☆MOS」の主人公、隼(はやと)も作中でこれを眺めています。
隼は、作中で「アンドロメダ星雲」を見ようと挑戦します。
「COS☆MOS」第一巻のネームを作るにあたって、去年のこの時期、
僕自身もアンドロメダ星雲を実際に見ようと試みていました。
案外と大変だったです。この季節、星空は結構さびしくて明るい星が少ないのです。
アンドロメダ星雲の方向を探ろうにも、目当てとなる星が住宅街では、なかなか
見つけられないんですよ。結局、一週間くらい毎晩、星空散策をしてやっと見つけました。
星空を見る道具には双眼鏡を用いました。
僕の双眼鏡はビクセン社のアスコットという機種で、レンズ径5cm、倍率7倍の
天体観測用としては、とてもスタンダードなスペックのものです。
高級機種ではないのですがビクセン社の光学機器は定評があり、このアスコットも
なかなか良いもののようです。
しかし、まず、物を言うのは「肉眼」でした。双眼鏡でも視野が狭くて星座が収まらないのです。
星座早見盤と実際の夜空は見た目がかなり異なります。この辺りは推理するみたいで、
面白いところでもあります。実際に空に広がる星座は思っているよりずっと広大です。
何とか肉眼で星座を把握できないことにはアンドロメダ星雲の位置を特定することもままなりません。
それに気がついたのは探し始めて数日たってからです。
それまで、双眼鏡であてもなく空をなぞっていました。
市街地は星見をするのには、あまり良い環境ではありません。肉眼で星見をするには
気合(笑)が必要です。僕も最強(度の強い)のメガネをかけ、暗闇に十分に目を
慣らせて眺めました。それでもペガスス座の大四辺形とアンドロメダ座の2等星を
確認するのがやっとでした・・・。ともかく、ここまで把握できれば、双眼鏡でアンドロメダ星雲を
見つけるのに時間はかかりませんでした。
さて、そのアンドロメダ星雲ですが…
市街地では双眼鏡を使っても上図(記憶から模写)の程度にしか見れません。
天文台が撮影したような「星の渦巻き」なんて見えません。
「なんだこれ?…シミか?…」と最初は思ったくらいです(笑)。
それでも、ライブで観ている・・・という感慨はありました。
時間をかけて見つけられたので達成感もありました。
でも、それ以上に感じていたことは「これでネームの検証ができた」という安堵
だったりしたわけですが・・・(笑)
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