アニメの「君に届け」を見てなかったんですか!?、何で見てないんですか!!・・・と某所から問責決議案(笑)が出かけたので、読んでます。アニメじゃなくて原作のマンガの方です。
「君に届け」(集英社:マーガレットコミックス)
著:椎名軽穂
通勤中の時間を使って今日時点で第5巻の中ほどまで読み進めましたが「いい話じゃないか!」というのがここまでの感想です。主人公の周りの人がみんないい人。主人公も(一癖あるけど)まっすぐでいい人。うらやましいなあ・・・。
僕の知っている高校時代より100倍くらいスイート(笑)です。それでいて、押し付けがましいところがなく爽やかに読み進められます。
最初の巻の方で「トイレの個室で和式便器の前に突っ立って鬱々としている主人公の図(文章化するとアレ(?)ですが、本当にこういう絵があります)」があるのですが感銘を受けました。鬱々とした気分を和式便器というアイテムが上手く表しているなあ、と思う一方で、ヒロインと便器の組み合わせのアンバランス感が際立っていて印象に残りました。
お話を考えるにあたってはキャラクターとセリフ以外の要素にも目配せをしよう・・・などと思うようになりました。