このところのご相談でみなさんが話してくれる問題。どうも根っこには同じテーマがあって、今は全体としてその学びの時期にあるようなので、今日はその事について書こうと思います。
そのテーマは、「認めてもらう」ということ。
それは親子関係に根があることが多く、もうこちらもいい大人になって、そこは消化してると思い込んでいた矢先に、本当は全く解消されていなかったことに気づく。
相談者の方々は40歳前後の方が多いのですが、その内容は「どうしても旦那さんとうまくいかない」「父親とケンカばかりしている」「責任はすべて私にある」「自分を見てくれたことがない」など多岐に渡ります。そういう現象が起こってきている元を辿っていくと、子供の頃、親に認めてもらったことがないという方ばかり。
親が認めてくれたのは、親が「いい!」と思ったことをした時のみで、自分がやりたいことをやってみた時には、褒めてくれたことも、認めてくれたこともない。「よくできたね!」という言葉よりも、「いったい何をやってるの?」「………(無言)」などといった反応が返ってくる。
そうやって、自分がやってみたことが誉められることなく、その気持ちや意図を見てくれることもなく、ただ否定される。それは、大きな大きな自己否定であったり自信のなさを生み出す事になります。
それが何年にも渡って積み重なってしまうと、親子関係だけでなく、周りにある全てのことに対して自己否定や自分を責めてしまう感覚が生まれます。
「自分自身を認めて欲しい」という感覚に支配されているとき、それは配偶者が認めてくれていないのではく、恋人が認めてくれていないのでもなく、友達が認めてくれていないのでもないのです。
本当に認めてほしかった人に認めてもらえなかった頃の自分の心が、その相手に投影されているのです。
問題は相手にあるのではなく、自分の心のなかにあるのです。