エレジー
有名教授と美しい女学生の年の差恋愛。「愛したい。」「愛されたい。」
原作:フィリップ・ロス
監督:イサベル・コイシェ(「死ぬまでにしたい10のこと」)
主演:ベン・キングズレー(アカデミー賞受賞)、ペネロペ・クルス(アカデミー賞ノミネート)
STORY
コンスエラ・カスティーリョは、美しすぎた。
その優雅で洗練された美しさには、人を黙らせる何かがあった。
デヴィッド・ケペシュには、魅力があった。
その自信に満ち溢れた態度には、人を圧倒させる何かがあった。
そんな二人が恋におちた・・・
二人は大学の教授と学生。
自由な恋愛を謳歌しているデヴィットと元弁護士事務所秘書のコンスエラ。
共通点が何ひとつない・・・それは二人に未知の扉を開くような興奮をもたらした。少なくとも、最初の頃は。。。
デヴィットは燃え上がる嫉妬に初めて敗北感を味わう。
コンスエラはもっと愛されたいという初めての欲望を味わう。
別れ。
それは出会いと同じく突然やって来た。
未来に希望をもつコンスエラと未来に恐れを感じるデヴィット。
卒業パーティーの日、答えを間違えた二人は、その後それぞれの慣れ親しんだ生活に戻っていく。
デヴィットは普段の生活を取り戻そうとした。
ジョージとのやり取りを楽しみ、TVで気の利いたことを語り、キャロラインとの定期的な情事に熱中し、
反抗しているくせに突然難解な相談を持ちかける息子に振り回され・・・
しかし、何かが違う。
孤独を感じている自分がいる。
それをわかっていながらも、愛の不在を見てみぬふりをして生活をするデヴィット。
そこへ、一本の電話がかかってきた・・・
感想
ペネロペクルスやっぱやばすぎ。
美しすぎ。見とれちゃうから、真面目に。
映画としては
場面構成が面白い。
が、絵は微妙。
全体的に(内容に合わせてか)画面は暗い。
が、そのおかげで最後の砂浜の白い画面がかなり栄えた。
音響は若干古いパターンを感じ。
が、空白を聴かせる感じが最高だった。
内容は重い。
登場人物が少ない割にあまり掘り下げてこなかったので
なかなか感情移入できず。
かなり客観的に観る映画だった。
人間に関する何かの縮図。
そんな気がした。
一人一人の役割がはっきりしていて、
登場人物は人としてではなく、
舞台の小道具の一つとして扱われていたような気がする。
かなり考えさせられた難しい映画だった。
裏があるようなないような。
伝えるつもりなのか伝えたくないのか。
結局デヴィットは変わったのか。
本当に愛していたのか?
彼の心の核に変化はあったのか?
深かったわ…