「日本におけるキリスト教 122 子どもたちに教えたい聖書が教えている地獄へ行く者たちの正体」 | ルーク4のブログ

ルーク4のブログ

神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

「日本におけるキリスト教 122 子どもたちに教えたい聖書が教えている地獄へ行く者たちの正体」

 

もう9月になりました。危険レベルの夏ももう少しで終わりですね。夏前はどうなるかと思いましたが、こうして乗り越えられたら自信になります。

 

今度は、秋が長くなることを願っています。

 

さて、前回でも伝えましたが、イエスさまの教えに聞き従うならば、聖書の教えによって、子どもたちをつまずかせることはあり得ません。

 

聖書には、人間が最も恐ろしい「地獄行き」の話がいくつもありますが、イエスさまの教えを素直にそのまま教えれば、つまずくことはないので安心します。

 

前回に続いて、もう一度確認しますと、イエスさまが教える地獄へ行く者たちと、その理由について、次のように具体的に教えています。

 

イエスさまから「おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう」と地獄行きを宣告された者たちは、「預言者を殺した者たちの子孫」です。

 

それゆえ、父祖たちの罪の目盛りの不足分を満たすから、地獄へ行くのです。

 

「父祖たちの罪の目盛りの不足分」とは、父親である悪魔の欲望を満たすことの最大目標であるイエス・キリストを殺すこと。

 

さらに、イエス・キリストが悪魔だというように教えて、他の人々がイエス・キリストを信じさせないようにすることでした。

 

それは聖霊を汚すことになるので、地獄へ行くのです。

 

 

一方で、イエス・キリストを信じない人々の中でも、次のような人々が大勢いました。

 

「彼らは、福音によれば、あなたがたのゆえに、神に敵対している者ですが、選びによれば、父祖たちのゆえに、愛されている者なのです。神の賜物と召命とは変わることがありません。

 

彼らも、今は不従順になっていますが、それは、あなたがたの受けたあわれみによって、今や、彼ら自身もあわれみを受けるためなのです。

 

なぜなら、神は、すべての人をあわれもうとして、すべての人を不従順のうちに閉じ込められたからです。

 

ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。」

 

 

その前には、次のように教えられています。

 

「では、尋ねよう。ユダヤ人がつまずいたとは、倒れてしまったということなのか。決してそうではない。

 

かえって、彼らの罪によって異邦人に救いがもたらされる結果になりましたが、それは、彼らにねたみを起こさせるためだったのです。

 

彼らの罪が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となるのであれば、まして彼らが皆救いにあずかるとすれば、どんなにかすばらしいことでしょう。

ローマ人への手紙11章11~12節」

 

 

つまり、ユダヤ人たちがイエス・キリストを信じない罪によって、異邦人に救いがもたらされる結果となり、クリスチャンに敵対するという失敗が異邦人の富となったと教えています。

 

「なぜなら、神は、すべての人をあわれもうとして、すべての人を不従順のうちに閉じ込められたからです。」という「神の知恵と知識との富」は、人間には計り知れないものです。

 

 

そして、現在もイスラエルの大勢のユダヤ人たちは不従順のうちに閉じ込められたままです。

 

イスラエルのクリスチャン人口は1,9%ですから。約1%弱の日本とほぼ同じです。

 

キリスト教の立場からすれば、イスラエルの民も日本人もイエス・キリストを信じていない不従順のうちに閉じ込められている状況です。

 

ですが、それは神さまが「すべての人をあわれむため」なのですから、素晴らしいことだと感謝するのです。

 

 

繰り返しますが、聖書の舞台のイスラエルにおいて、聖書の教えは、

 

「イエス・キリストを信じない人々」には2つの人種がある。

 

1つの人種は「預言者を殺した者たちの子孫」であり、

父祖たちの罪の目盛りの不足分を満たすから、地獄へ行く運命の人々です。

 

もう1つの人種は、クリスチャンたちのゆえに、神に敵対している者ですが、選びによれば、父祖たちのゆえに、愛されている者であり、神さまが不従順のうちに閉じ込めている人々です。

 

 

現在の日本人は、どちらの人種に当てはまるかと言えば、

「預言者を殺した者たちの子孫であり、父祖たちの罪の目盛りの不足分を満たす人々」とはまったく違うと断言できます。

 

この「悪魔が蒔いた毒麦・まむしの末ども」の大きな特徴は、次のように教えられています。

 

まむしの子らよ、あなたたちは悪い人間であるのに、どうして良いことが言えようか。

 

人の口からは、心にあふれていることが出て来るのである。

 

善い人は、良いものを入れた倉から良いものを取り出し、悪い人は、悪いものを入れた倉から悪いものを取り出してくる。

 

マタイによる福音書12章34~35節」

 

 

「悪魔が蒔いた毒麦・まむしの末ども」の大きな特徴は「悪い人間であり、良いことが言えません。」

 

つまり「全的堕落した人々」であり、「性悪説(生まれながらにして悪人)の人々」です。

 

当然ながら、最も小さき者のひとりが、助けを求めている時に助けませんし、その真逆に、最も小さき者たちを苦しめています。

 

それゆえ、最後の審判では、イエスさまから地獄行きを宣告されます。

 

「それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。

 

『のろわれた者ども。わたしから離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火に入れ。

 

おまえたちは、わたしが空腹であったとき、食べる物をくれず、渇いていたときにも飲ませず、

 

わたしが旅人であったときにも泊まらせず、裸であったときにも着る物をくれず、病気のときや牢にいたときにもたずねてくれなかった。

マタイによる福音書25章41~43節』

 

 

さて、現在の日本人は、悪い人間であり、良いことが言えない人種でしょうか?

 

もちろん悪いところもあり、罪も犯します。

 

それはクリスチャンも同じです。聖書は次のようにクリスチャンたちに明確に教えています。

 

「もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。

 

もし、罪を犯していないと言うなら、私たちは神を偽り者とするのです。神のみことばは私たちのうちにありません。

ヨハネの手紙第一1章8,10節」

 

そして、日本のイエス・キリストを信じない人々は、クリスチャンと同じく、罪を犯せば後悔して、悔い改めることができる人種です。

 

そして、良いことがたくさん言える人種でもあります。

 

また、最も小さき者のひとりが、助けを求めている時には助けます。

 

自分の命が犠牲になるかもしれないけれど、助けに行かなければと思う人は多いです。

 

 

その証拠に、私はクリスチャンですが、クリスチャンになる前から、良いこともたくさん言えましたし、罪を犯せば罪悪感があり、後悔して、悔い改めることができる人間でした。

 

また、クリスチャンになったから、自分の命が犠牲になるかもしれないけれど、助けに行かなければと思うようになったわけではありません。

 

クリスチャンになる前からです。

 

クリスチャンになる前に二度ほどあります。

少女と小犬を助けました。

 

そして、川でおぼれている小犬を助けようとして亡くなってしまった小学生や、線路に落ちてしまった高齢者の方を助けて、身代わりで亡くなった若者、

 

そういう自分の命を犠牲にして助けようとした話は日本の長い歴史の中で、たくさんあるわけです。

 

日本は約99%がイエス・キリストを信じていない人々です。

 

ですから、聖書の教え(イエス・キリストの教え)では、現在の日本人は、地獄へ行くことはあり得ません。

 

けれど、例外はあるでしょう。

 

もしも日本でも「悪魔が蒔いた毒麦・まむしの末ども」のような全的堕落&性悪説の人がいれば、そういう人たちは地獄に行くのかもしれません。

 

 

ここで、この教えに猛反発する牧師やクリスチャンたちに対して、さらに説明しておきましょう。

 

もう1つの父祖たちのゆえに、愛されている者とは違うことも確かです。これはイスラエルの民である父祖のことですから。

 

「あなたを愛し、あなたを祝福し、あなたをふやし、主があなたに与えるとあなたの先祖たちに誓われた地で、主はあなたの身から生まれる者、地の産物、穀物、新しいぶどう酒、油、またあなたの群れのうちの子牛、群れのうちの雌羊をも祝福される。(申7:6-7、13)」

 

ですが、日本人は、最後の審判の基準である「最も小さき者のひとりが助けを求めている時に、助けることができる人種」であるので、地獄へ行くことはあり得ないのです。

 

 

このように、子どもたちへ、聖書が教える地獄行きについての教えをしていけば、子どもたちがつまずくことはありません。

 

ですから、「イエスさまの教えで、子どもたちがつまずくことはあり得ません!」という信仰と聖書解釈と福音理解です。

 

 

ところが、このような「子どもたちがつまずくことはあり得ない」という信仰と聖書解釈と福音理解を伝えているクリスチャンは、個人的に調べてみたところでは、見たことも聞いたこともありません。

 

その真逆の信仰と聖書解釈と福音理解はたくさんあります。

 

SNSのブログ記事、ホームページ、YouTubeなどでも満ちあふれていました。

 

映画批評家の服部 弘一郎氏のブログ記事

「キリスト教を信じなければ地獄行き?」では、

このようにキリスト教のことが紹介されています。

 

「キリスト教というのは、キリスト教徒だけが天国に行き、それ以外は地獄に落ちると教えている宗教」と考えている人は少なくない。

 

これを簡潔な標語にしたのが、「信じる者は救われる」という言葉。

 

信じる人は救われる(天国に行く)が、信じない人は救われない(地獄に行く)。

 

じつにシンプルだ。

 

だがこれは、キリスト教に対する大きな誤解だと思う。

 

問題はその誤解をしているのがキリスト教の外にいる人たちだけでなく、同じように考えているキリスト教徒が少なくないこと。

 

むしろそう考えるのが、歴史の中ではキリスト教の多数派であり主流だった。」

 

引用以上

 

 

服部 弘一郎氏と同じように思っている人は少なくありません。

 

次は、満ちあふれて伝えられ続けている「キリスト教というのは、キリスト教徒だけが天国に行き、それ以外は地獄に落ちると教えている宗教」について、

 

それは、相当激しくめちゃくちゃ非常に恐ろしい事実が隠されていることについて、聖書の御言葉から解き明かしていきます。

 

 

3人、テキストの画像のようです