昨日、アナザースカイでゲストはラブリさんでした。
弟がEXILEの白濱亜嵐さんです。
ラブリさんは父が日本人で、母がフィリピン人で、生まれた時から日本在住ですが、母親がフィリピン人だという理由で差別や疎外されていました。
それで、母親と一緒にいるのは嫌で、反抗していたそうです。
今は母親の愛がよくわかって、母親もフィリピンもとても愛しています。
そのルーツはキリスト教会にありました。母親はイエス様にわが子を捧げて、洗礼名が「ラブリ」だったのです。
ラブリさんの夢はフィリピンに学校を建てて、子供たちに夢と希望を与えることでした。自分自身の夢とほとんど同じなので、すごく共鳴しました。
※ 思えば、クリスチャンになってから、日本在住の外国人(ユダヤ人、中国人、韓国人、フィリピン人、サモア人、ノールウェイ人、フランス人、アメリカ人など)の方たちと出会い、お世話になったりしました。
神様の働きをする時には、いつも何か国の人たちと一緒に働いています。
中でも一番、学んだのが、中国人でトップアイドルのBENYLANとの出会いでした。
彼女らは、プリクラの水やレオハウスCMでおなじみの一流企業NACの西山会長が、AKB48と匹敵するアイドルを育てるため、アイドルグループ「桜組」を作られたのです。
その桜組がBENYLANでした
西山会長は忍者スタイルのアイドルはいないので、ブレイクするという信念でしたが、中国人が忍者の格好をさせられるのは最大級の侮辱だったのですが、彼女たちは不平不満を言わず聞き従いました。
莫大な宣伝費用と、命がけのプロモーションを続けました。しかし、3曲だしても売れないので、路線変更し、今度は「演歌ポップス路線」となりました。
しかし、懸命に努力しても売れず、今度はR&B・ラップ・ダンスミュージック路線に変更します。
プロデューサーも作詞作曲も超一流の方を抜擢しました。若者受けする要素がたくさんあるので、今度こそは売れるだろうと大きな期待をしましたが、売れなかったのです。
それで、香港にも進出しました。
大きな壁を超えることは無理でした。
芸能界で、トップアイドルになるために命がけで、どんな試練も耐えて、頑張ってきましたが、夢はかないませんでした。
そんな時に出逢ったのが、イエス・キリストでした。
もう彼女たちは、芸能界でトップになりたいとも、成功したいとも思いません。もう昔のような歌は歌いたくないそうです。
そして、児童養護施設の子供たちにイエス様の愛を伝えるために、無償の愛で歌っています。
もはや神様の栄光を現わすためだけに歌いたいのです。
ここ数年では、「君は愛されるために生まれた」という賛美を歌っています。
ふりかえると、芸能界でトップを目指していた時の彼女たちは、顔も声も表情も何もかも、本来の自分ではないことがわかります。
日本在住の中国人というだけでも苦労していました。
しかし、神様の愛を知って、イエス様を信じて、神様と一緒に歩んでいれば、本来の自分とされて、輝きます。
「あなた方は世界の光です。その光を人々の前で輝かせなさい。」マタイ5:14,16
「あなた方は皆、キリスト・イエスを信じる信仰によって「神の子供」なのです。ユダヤ人やギリシャ人、奴隷や自由人、男と女という区別はありません。あなた方は皆、キリスト・イエスにあって一つなのです。」ルカ17:20,21
彼女たちとまた、苦しんでいる子供たちのために、神様の働きをする時が楽しみです。
そして、同じ夢を与えられている、神様の働きをするクリスチャンたちとの出逢いも楽しみですね。