クリスチャンの信仰について | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

聖書を読めば、イエス様は子供たちを特別に愛されていることがわかります。
現在、大人の人も子供の時代があったわけですから、特別と言っても、すべての人の子供時代ということになるでしょう。

「あなた方も悔い改めて、子供たちのようにならなければ、決して天国には入れません。」
「また誰でも、わたしの名のために、このような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのであり、わたしを頼っている子供たちの一人にでも、つまずきを与えるような者は、大きな石を首にかけられて、深い海に沈んで、溺れ死んだほうがマシです。」マタイ18章5,6節

前々回の記事で、児童養護施設の子供たちへの働きのことを書かせてもらいました。
児童養護施設でも、様々な環境があります。傷つくことが多い場所だったり、優しさがあふれる場所だったりします。

自分が遣わされたのは、悪い環境の場所でした。テレビを見るのも高校生が占拠します。時々は中学生です。小学生は見たい番組を見れなくて、悔しい思いをしていました。

思えば、全員が親から見捨てられた子供たちです。「自分を愛してほしい」という思いが強くて、他人を思いやる気持ちがなくて当然だと思います。

そこにはイジメ、疎外、差別が支配していました。また弱肉強食の世界です。
保育士の先生は、法律では6人担当ですが、明らかにしんどいです。2人が限界でしょう。
かなりストレスがたまります。しつけと思っていても、子供たちは「虐待」と感じている子が多くて、こちらに打ち明けていました。

親から捨てられる、虐待を受ける。そして施設でも虐待を感じて、イジメ、差別、疎外があるのです。
聖書には「孤児」たちを神様は世話をしなさいと言われています。
「父なる神から見て、聖く純粋な信仰とは、孤児ややもめが苦しんでいる時に『世話』をして、自分自身を守って、この世の汚れにそまらないことです。」ヤコブ1章27節

元衆議院議員の土肥隆一牧師先生は、児童養護施設の建設が夢だったことを教えてくださいました。しかし、一番困難なことですので、断念されて、知的障害者の方たちの施設を建設されたのです。

※ 自分自身、絵画教室によって、児童養護施設での働きを始めましたが、現実はお手上げ状態でした。もう、ありのままをイエス様は愛されているよと祈りながら、一緒に遊んで、楽しい時を過ごすことが精いっぱいです。

本当は聖書の教えをたくさん教えたいのですが、仏教が運営の施設ですし、無理は出来ませんでした。このままでダメかと思っていても、Jちゃん(5才)YUちゃん(14才)に神様の栄光が現されました。

☆ ある無きに等しいクリスチャンの証の動画をアップしました。英語と韓国語ですが、日本語で訳せば、こういうことです。

◇ シドニーに、ある退役軍人がいました。彼は若い頃、ギャンブルに熱中して、放蕩に明け暮れました。しかし、イエス・キリストと出逢った時に、涙ながらこれまでの堕落した人生を悔い改めました。

堕落した罪人から、神の子として救われた喜びから、10人の人を救いに導きたいと心に誓いました。それから毎日、同じ時刻で同じ場所に立ち、路傍伝道を初めて、40数年間も続けたのです。

彼は口下手で、あまり語れず、ただ「あなたは救われていますか?もし今夜、この世を去るとすれば、あなたは天国に行けると信じますか?」という言葉だけを語ったのです。

その40数年間の間に、彼の福音を聞いて、「私は救われました。」という人は、一人も現れませんでした。

彼は、年老いてから「実を結ばない人生を送ってしまった。。。」と嘆いていました。
そこへ、イギリスのある伝道師が訪ねて来たのです。

その伝道師は何年も前から、世界中を巡っていました。キリスト教の伝道集会で、「あなたは、どんなきっかけで、教会に来て救われるようになったのですか?」という質問をしていました。
すると「シドニーで路傍伝道をしていた人の語りかけによって、教会へ行きました。」と答える人が必ずいたのです。

「あなたは天国に行けると信じますか?」という単純な問いかけだったのですが、その一言によって、教会に行きたくなったのです。
イギリスの伝道師は興味も持って、世界中を巡った時に調べてみると、「シドニーに訪れた時に、聞いた声で」と答えた人々は、総計14万人を超えていました。

それで、イギリスの伝道師は、シドニーに来て、その路傍伝道をした人を訪ねて来たのです。40数年、同じ時刻に同じ場所で路傍伝道をしていたので、すぐに元退役軍人クリスチャンだとわかりました。

実りのない信仰生活を40数年も過ごしていたと嘆いていたけれど、現実は世界中に14万人以上の実を結び続けていたのです。

その事実を知らされた数日後に、元退役軍人クリスチャンは天国に召されました。

この証を聞きまして、神様は無きに等しく、取るに足らない者を大きく用いられる確信が与えられました。

児童養護施設の証もそうでしたが、何か自分が聖書からの知識で、たくさん話して、いろいろ教えれば、相手にイエス・キリストの愛が伝わる。イエス様を理解してくださると思いがちですが、「権勢によらず、能力によらず、ただ神様の霊によって」ゼカリヤ4・6とあります。

「もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に「ここからあそこに移れ」と言えば移るのです。どんな事でも、あなた方に出来ないことはありません。」マタイ17章20節という御言葉も思い起こされました。