「子供たちよ負けないで!」マザーテレサの言葉と共に | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

残念なことに橋下市長の脅迫に大阪市教育委員会は屈服した。

亡くなった男子生徒の為にも、全国の体罰問題に着手して、子供たちを傷つけ苦しめる暴力(体罰)をストップさせる事が大人たち、日本のリーダーたちの使命になりました。


桜宮高校の事件に対して立ち上がった義家政務官は、大阪市教育委員会の調査体制を批判した。

「体罰と暴力がある。(子供たちが納得する)あり得る体罰と、そうじゃない暴力がある!

全校生徒へのアンケートの実施など事実確認がまるで出来ていない!

(今回のバスケ部の事件は)日常的に行われた身体的、精神的暴力と思う!」


それについて橋下市長は、義家政務官は「ダメだ!何もわかっていない!」とこき下ろした。

そして橋下市長と大阪市教育委員会は「桜宮高校の体育科すべてが悪い!と決めつけて、伝統を断ち切る」と体育科とスポーツ健康科学科の募集を中止して、普通科に強制的に変更させた。顧問の先生も総替えさせる。


その決定に対して、桜宮高校の体育科の在校生とOBたち8人が、大阪市役所で記者会見して涙ながらに訴えた!

市長は何もわかっていない!友達を失い(亡くなったバスケ部キャプテン)そして部活を失い、先生まで失ってしまう!本当につらい!」

「市長は受験生は生きているだけで丸もうけ!

体育科の入試をするのは大阪の恥だ!受験は人生の一瞬だけと発言されたが、その発言で苦しむ人がいると訴えても、市長は自分をかばっている釈明だけで、私たち生徒には何の謝罪もなく、ろくに話も聞いてくれなかった!」


「橋下市長は体罰容認主義だった、でも桜宮高校のことを通して変わられた。私たちも先生たちも本当に変わりたいと決心している。同じ立場です。(なのに市長は良くて、私たちや先生たちはダメ)と言うのは納得出来ません!」


関西テレビ「アンカー」の山本アナウンサーも桜宮高校で子供たちの声を聞いたが、その8人の生徒たちと同じ思いを痛感されて、橋下市長と大阪市教育委員会の決断を強く批判されました。

水谷修氏や義家政務官の思いも桜宮高校の生徒たちと一致していることが判明されたのです。


しかし現実は、子供たちを苦しめ傷つける大人が市長という権力を持つことにより「間違った判断」が正当化されるのです。

橋下市長は「もし私が間違っているのであれば選挙で落とせばいい!」と高慢で傲慢な発言をした。

聖書では「そのような高慢で傲慢な悪を行う指導者は必ず最低な低い所にまで落とされる」と約束されている。


だから橋下市長の発言や行動で傷つき苦しめられた弱い立場の人たち、子供たちは「悪に対して悩まないように、そのような悪い指導者は青菜のようにしおれるからだ、善をもって悪に立ち向かいましょう」


橋下市長の改革は「ただ自分の気に入らない事を壊す、そして自分の思い通りにする。そうすれば全ては良くなる」という事だが、大阪市と大阪府は根本的に良くなっていない。何兆円という赤字もそのままで、何もない。ただ悲鳴と憎悪だけが増し加わっているだけです。


いずれ橋下市長の改革が大阪に大きな打撃を与えている事が発覚して、多くの国民がハッキリと騙されている事に気づくでしょう。


だから桜宮高校の体育科に入学してアスリートやスポーツトレーナーを夢見て頑張って来た受験生たち、今回夢を断たれたことで失望して、人生を投げ出してはいけないよ。

人生の中で高校進学は、とても重要な時です。夢を失えば死んでしまいたい気分にもなります。

それでうつ病になった学生もたくさんいるのです。


今は子供たちの声を聞かず、人の命も軽んじている大人が権限を持つ世の中ですが、

マザーテレサは言われます「人々は理性的でもないし、不合理だし、自己中心だけど赦しなさい!」

マザーもインドで死にゆく人々を助けようとしただけで、周りから「ヒンズー教の国でキリスト教徒が勝手なことするな!出て行け!」と罵られ、銃を突きつけられ殺そうとされたり、寝泊りしている場所を放火されたりしました。


しかしマザーはイエスキリストが十字架上で死刑執行されて、残酷な目にあっている時に「天にいます父よ、彼らをお赦し下さい!彼らは何をしているかがわからないからです!」と言われた信仰を持って、赦されました。


「私を殺したければ殺しなさい!でもその後で、介抱している人たちの面倒を頼みますよ!」と慈愛なる態度で闘われました。


「もし人を愛したいなら、人を赦すことができるようにならなくてはいけない」

「我々は人生で偉大なことを成し遂げることは出来ないが、偉大な愛で些細なことを成し遂げることは出来る」

「あなたが長年で造ったものを、誰かに一晩で潰されても造りなさい!」とマザーは進言されます。


あなたが夢見たアスリートやスポーツトレーナーの道を、大阪市長と教育委員会に一晩で潰されましたが、

夢の道を造り続けることが、亡くなったバスケ部のキャプテンの供養にもなるでしょう。


そして体罰という名の暴力を一掃しようと決心されたスポーツの顧問の先生方の夢を潰されても、暴力を一掃する決心を造り続けることを望みます。


この者も今は無きに等しい者ですが、神様は無きに等しい者、この世で見下されている者を大切な神様の仕事に任命させると聖書でハッキリと約束されています。

その時を信じて待ち望んでいます。

これからも「子供たちの声を聞き希望と平安を与える」言動と行動を実行して子供たちの未来を良くしていこうと努力します。

そして破壊者に破壊されたものを立て直して行きましょう。


最後もマザーテレサの言葉で締めくくります

「私は神が人類に宛てるラブレターを書く時、その手に握られている小さな鉛筆なのだ」マザーテレサ