「底辺の仕事」は最高の仕事力だが、扱いは酷い | ルーク4のブログ

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底辺の仕事と言われている日雇いの仕事をした事がある。

日当8千円。何の保証もない。

仕事内容は様々で、コンクリート打ち、解体、鉄筋、運送、舗装、溶接、土木、などなど、何でもありだ。


人手が不足した時に「労働力」として呼ばれる。まるで初めての仕事だから段取りもわからないし、

道具の名称も知らない、使った事がないのに、現場では即戦力が来る事を期待しているから、

何も出来ないと怒られる、人間扱いはしないという事が度々あった。


また、やりじまいの場合は朝8時から次の日の朝5時まで作業したり、帰って来ると、もう次の仕事の始まりである。

朝の集合は5時だったり6時30分だったり、まちまちだ。朝行っても突然中止もある。

腕があざだらけだったり、腰は痛すぎてまともに歩けない。

肉体的にも精神的にも苦痛だったが、人間は乗り越えられるものだ。


しかし乗り越えられずに、朝来てたのに行方不明になった人もいる。

何でも出来る技術を習得している人も多くいた。しかし日当は8000円です。

20日働いても16万。ボーナスも昇給も何もないのです。


これはかなり矛盾しているが、これが現実です。


家や学校などの建築を作り上げることの仕事と道具の扱い、技術などを覚えられるから、素晴らしい誇れる仕事だと思うけれど、それにしては給料が安すぎる、昇給も保証もない、雨なら休みの場合あり、徹夜が連続であるなどでは、かなりキツイのです。


しかし、この底辺の仕事をしている人がいるから、成り立っている事がわかった。

家を建てるのも、この底辺の仕事があるから、手頃の値段できちんと完成している。


仕事はしっかりしている。どの現場も請け負った会社の監督が必ず来てチェックして指図している。

家の人も見に来る事もあります。


また仕事はきちんと仕上げるというプライドを持っている。


なんとか報われるといいと思う。