酒井法子さんが12月の舞台出演が決まり、復帰された。
大変うれしく思う。なんとか頑張ってほしい。しかし、多くのマスコミは違う。
視聴率さえ取れればそれで良し!週刊誌が売れればそれで良し!だ。
芸能界に戻って、このまま順調に過ごしました。良かったね。では終わらせたくない。
また失敗しそうだ、また裏切っているぞというようなニュースを望んでいる。
これは「いじめ問題」の根本にある、悪の種である。
学校の「いじめ問題」に対しては、なくなるようにと報道しておきながら、
失敗した一人の人に対しては、失敗を望む。また失敗するだろう。と思わせる報道をする。
なにか人の不幸を待ち望んでいる風潮が、マスコミに多くある。
それは不道徳ですが、その不道徳がまかり通っている世界がある。
その世界が「いじめ問題」に直結している。
大人たちがその不道徳を楽しんでいる世界があるから
子供達に多大な悪い影響を与えているのです。
三浦友和さんの書かれた「被写体」を読んで驚きました。
引退されて普通の主婦になられた山口百恵さんの考えは「山口百恵の事に興味がある人よりも、興味がない人の方がはるかに多い事を常識として知っていたから、いち主婦になりたいなら目立つ場所に出るのはおかしいと思っている多くの人たちの意見を常識として受け入れただけ」だそうです。
しかしマスコミは山口百恵さんの姿は視聴率が取れる、週刊誌が売れるという利益の為に、ストーカー行為を平然とする、周辺の住民の方が迷惑する行為も平然と行う。
三浦さんの子どもたちもつけ狙い、幼稚園まで押し寄せ、フラッシュを浴びせまくる。
もはや犯罪である。人権擁護局もマスコミ関係機構へ勧告を出したが、まるで反省をしない。
日本国民が百恵さんの姿を見たいので当然の行為をしている。と正当化している。
このマスコミの姿勢こそ「いじめ」を促進させているのだ。
酒井法子さんの場合は復帰が早くてけしからん!というようだが、息子さんと二人が生きていくためには仕事をしなければなりません。
15才から40まで、ずっと芸能界で育ちました。仕事は芸能界の仕事しか出来ません。
介護の仕事を目指されていますが、もしどこかの老人ホームで勤務しても、山口百恵さんのようにストーカーのごとくつけ回されて、その老人ホームに関係する方たちに多大な迷惑がかかる事が明白です。
結局は芸能界の仕事しか出来ないし、早く働く理由があるのです。
ですから、日本人がしっかりしなければなりません!
人を不幸にさせる物は買わない!見ない!相手にしない!
マスコミも視聴率がそれほど取れなくなれば、週刊誌がそれほど売れなくなれば、
山口百恵さんや酒井法子さんのように、芸能界で活躍されて一般人に戻られた時に安心する事が出来る社会になれば、いじめ問題に立ち向かえる力も増すでしょう。
また酒井法子さんを見守っていきたいと思います。
酒井法子さんと福山雅治さんの出世作「ひとつ屋根の下」がDVD化されていませんが、これは日本ドラマの中でも最高傑作です。
家族の愛情と絆の物語です。両親を失って離れ離れになった兄弟姉妹が、もう一度家族となり、幾多の苦難を力と知恵を合わせて乗り越えます。失敗も多くあり、その分赦して、喜びを分かち合い、笑い合い、ギャグも連発して、すごく暖かいドラマです。フジテレビさん是非DVDにして下さい!