台湾のメディアでは、福島原発について、NHKより厳しい見方をしているようです。連日、専門家がテレビ出演しています。テレビによっては、日本政府は、何か隠しているのではないか。
との表現も出ています。

でも、私自身の意見は、福島原発への対処だけみると、今は政府も東電も隠しごとなどできず、ただ混乱しているように感じます。

台湾のテレビなどで、東北・関東在住の台湾人は、台湾に避難したほうがいいということが言われ始めています。しかし、東京で日本企業に勤めている台湾人は、避難するのは難しいようです。理由は、まわりの日本人社員は毎日仕事に来ているのに、自分だけ台湾へ帰ることはできないからです。

しかし、私の親戚のように親しくしている東京在住の台湾人Y君は、避難勧告にも動じていません。日本を信じているとのこと。若いけど心が強いです。

東日本大震災により開催が延期されていた、台湾の人気俳優であり歌手のピーター・ホーの日本初ライブ振替公演が7月3日東京は新宿BLAZEで開催されることが決定したとのことです。

彼は、NHKドラマの「上海タイフーン」、映画「劇場版仮面ライダー555パラダイス・ロスト」、「着信アリ2」などの日本作品に出演してきましたね。地震発生時は都内でリハーサル中だったらしいです。

そして次のように言っています。


「直接被災地に入り、被災者を助けることはできませんが、せめて今の自分ができることをしたい」

また、17日に台湾のテレビ13局とフジテレビが主催した東日本大震災を支援するチャリティ番組を通して、100万台湾ドル(約270万円)を寄付したそうです。

また、ピーター・ホーの弟分で、公演にも出演するアイドル・ユニットのAK(アンディ&クリス)も、番組で募金受付オぺレーターを務めたほか、翌日から3日間に渡って街頭で募金活動を行ったとのことです。

ピーター・ホーは、「微力ながらコンサートが日本の復旧の為につながるなら、一日でも早く皆さんに会いたい」と語っています。

以上はニュースから抜粋ですが、私もピーター・ホーは、NHKの「上海タイフーン」で見ました。若いのに演技力があると感じました。彼も日本と仕事の関係が深いようで、今回の震災に少しでも貢献しようという気持ちが伝わります。ありがとうございます。


台湾で一番有名な仏教系ボランティア団体と言えば、「慈済」ですね。正しくは、「台湾仏教慈済基金会」といい、以前にも当ブログで紹介したことがあるかもしれませんが、仏教の精神で、世の中で困っている人々を救済する団体です。自前で作った綜合病院、看護学校、総合大学・・・そして、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、南米等々、世界にその活動を拡げています。世界で災害が起こると、真っ先に救援隊を送っています。
日本でも熱心に活動を行っており、私も2回ほど、新大久保の本部に行ったことがあります。日本在住の台湾の方々がたくさんボランティアとして参加しています。

今回の大震災でも、日本においても街頭募金活動をしたり、台湾からの毛布等々の緊急援助物資を届ける活動をしているところです。また、世界の各拠点でも、日本向けの義援金募金活動をしています。
慈済日本分会のホームページからの抜粋です。

「【東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)被災支援】
【2011年 3月 21日現在 活動状況】
  ● 街頭募金 総額 : ¥3,296,482 

  ● 支援活動

  ・台湾本部より防寒毛布 5000枚,即席弁当 400食,ドライフルーツ 100箱を日本へ発送
   ・・・毛布 2500枚を仙台へ発送した。他の物資配送を調整中。

  ・茨城県大洗町で炊き出し活動実施(3/17,18)・・・1200人分以上の温かい食事を提供

  ・埼玉,茨城,宮城,岩手の各県避難所での炊き出しを検討中

抜粋は以上です。
台湾では、ケーブルテレビの中で、慈済が「大愛」という名のチャンネルを持っていて、慈済の活動だけでなく、心温まるドラマなどもやっています。そのチャンネルで、今回の日本の震災への援助取組を紹介していて、感動させられました。ここの活動は、日本のマスコミではほとんど取り上げられていないと思い、当ブログで紹介させていただきます。