アスパルテーム
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人工甘味料です。
ショ糖の数百倍もの甘味を感じるそうです。

こいつの何が危険と言われているのか。

1. 発がん性物質である。
2. フェニルケトン尿症の患者には禁忌。
3. 失明の恐れ。

大きくはこの3つかなと思います。


これだけ聞くと如何にも恐ろしい物質に感じます。
しかし実際は…?

まず、アスパルテームは必須アミノ酸であるフェニルアラニンと、体内でも合成されるアミノ酸のアスパラギン酸で構成されています。
アスパルテームは体内ではフェニルアラニンとアスパラギン酸、メタノールに分解されます。

1. 発がん性物質である。
について。
まず、国際がん研究機関が発がん性物質指定していないことです。
もしかしたら他に研究結果があるのかもしれません。
あれば教えて下さい。

2. フェニルケトン尿症の患者には禁忌。
について。
フェニルケトン尿症患者では、フェニルアラニンが代謝できず有害物質として扱われます。
しかし、先天的な疾患であるのでフェニルアラニン独自が持つ有害な作用とは違います。

3. 失明の恐れ。
について。
メタノールを大量摂取すると失明するのは間違いないようですが、メタノールを大量に摂取することはありますか?
野菜や果物にもそれは入っています。
どのくらいの量が失明するかは調べきれていませんが、普段の食生活で摂取している
ものをメタノールと聞いただけで拒絶するのは違うのではないかと思います。


ある記述では、直接摂取する(食べ物として摂取しない)フェニルアラニン、アスパラギン酸がインスリン、レプチンを過剰分泌させるような記述がありました。
インスリンは、グルコースを摂取すると膵臓のランゲルハンス島β細胞内でグルコキナーゼによりグルコース-6-Pに変換されます。これがミトコンドリア内でTCAサイクル、解糖系を介してATP(いわゆるエネルギー)となります。これがATP感受性Kチャネルを閉鎖し、Caチャネルが開き、細胞内Ca濃度を上昇させます。この機序がインスリンを分泌する過程とされています。

一方レプチンですが、あまり知識がなくて申し訳ないのですが、脂肪細胞から分泌され、視床下部にある満腹中枢を刺激し、食欲のコントロールを行います。視床下部にあるレプチン受容体が膵臓での糖の代謝及びインスリン感受性をコントロールします。

フェニルアラニンとアスパラギン酸を同時摂取するとインスリンが過剰に分泌されるという機序が見つけられません…。
文献等あれば教えてください。

さて、以上のことよりアスパルテームは完全に有害物質であるのか。
現段階での私の見解は

NO

です。

ただし、過剰摂取によって太ることがある様ですし、糖尿病のリスクも高まるとの記述もあるので、程々にしておくものには違いありません。