足跡は続いていく | Redの足跡 ~浦和レッズレディース~

Redの足跡 ~浦和レッズレディース~

浦和レッズレディースのブログ、観戦記。
女子サッカー、なでしこの話題。

さて、なでしこジャパンのW杯も終わり、WEリーグの新シーズン開幕が近づいているが、昨シーズンスタートの際にもう一年だけと述べた通り、2013年の8月13日に開設した当ブログもちょうど10年の区切りのこの日に、最後のご挨拶をさせていただこうと思う。

 

まずは皆様に感謝を申し上げたい。

 

10年間本当にありがとうございました。

 

”足跡”と題して投稿を続けてきたが、やはり読んでくださる皆様がいてのブログであり、アクセス数だったり、”いいね”が付いたり、コメントをくださったり、さらには他のSNSで紹介してくださったりと、皆様のリアクションが大きなモチベーションになったことは間違いなく、定期的に、あるいは過去に”いいね”をくださった方々のサムネイルを思い浮かべて涙腺が緩むほど感謝しています。

 

少し天邪鬼な性格のため勝った試合を批判的に書いたり、情けない試合を前向きに捉えたり、素人のくせに上から目線で言いたい放題に言ってきたので、目の肥えた方々や、逆に気軽に観戦を楽しんでいる方々には「なんだこいつ」と思われたかもしれない。

 

正直に言うとこのブログを書くことを苦に感じることもあった。

試合に対して言いたいことは次から次へと浮かんでくるのだけれど、それを観戦記としてまとめ、毎試合投稿を続けていくことは難しさもあった。

投稿後に読み返して出来の悪い記事だったと反省することもあれば、逆に言いたいことはあったのにまとめられず、半分程度書き進めたまま投稿を見送った記事もいくつもあった。

それでも私自身このブログを書くことで成長できたと思うし、10年間ブレずに続けてきた自分を褒めてやりたい。

 

 

よく「あっという間の10年」なんて言い方をするけれども、足跡をたどるように振り返ると全くそんなことはなく、いくつもの試合、遠征したスタジアム、ワンシーン、ワンプレイ、笑顔と涙、歓喜と失望、悔しさ、熱狂、興奮、目を閉じると無限に思い出され、いつだってあの日あの時に戻ることができる。

 

本当に充実した10年間だった。

 

 

10年も経つともちろん選手も入れ替わった。

大好きだった選手たちが移籍、引退し、新しい選手を迎え、下部組織の選手たちが主力になり、そんな中で10年間変わらず闘い続けてくれている選手もいる。

お子様連れの元選手とお会いするなんてこともあった。

 

当ブログのヘッダー画像は分かる人は分かるレッズランドの土手の写真で、選手たちが日々のトレーニングのためコートとクラブハウスの間を行き来する際に歩く道であり、まさしくそんな選手たちの”足跡”をいくつもいくつも刻んできた場所だ。

ちなみに画像そのものは実はブログ開設直前にユースの試合を観戦に行った時のもので、現在の在籍選手では清家が高2、塩越と遠藤が高1で活躍していた頃のものだからやはり時の流れを感じてしまう。

 

 

スタンドに目を向けてみると10年間でコールリーダーさんをはじめサポーターグループも変わった。仲良くしてくださる方々、10年来お見掛けするけど会釈だけの人、去っていった友人、いつの間にか見なくなった方々、言葉もしゃべれなかった子供が一生懸命選手名を叫ぶようになったり、駒場の空になった大先輩もいらっしゃる。

勝手ながら皆戦友だと思っている。

それと私事だが年老いた私の母親はもうスタジアムに足を運ぶことが難しくなっているが、柴田華絵の大ファンで、今でも試合の写真を見せると引きの画像でも柴田を見つけて嬉しそうに話をしている。

 

 

そしてホーム駒場スタジアムのあの雰囲気。

スタジアムBGMと夏川さんの声。選手たちがウォーミングアップで入ってくる時の高揚感は10年経っても変わらない。

雨の日も風の日も、雪が降ろうが台風が迫ろうが、10年間ホームゲームを皆勤できたことも私の誇りだ。

 

この10年間浦和レッズレディースと共に旅をして、私自身たくさんの足跡を刻んだ。

 

楽しかった。

 

もちろん私個人はこれからも浦和レッズレディースを応援し、スタジアムに足を運び続けるよ。

 

 

なんかもっと具体的な思い出や印象的なシーンの話をしようと考えていたのだけど、言いたいことがあり過ぎてまとめきれないのがもどかしく、でもそれくらいがちょうどいいのかもね。

 

 

じゃあ、そろそろ閉じるとするね。

 

 

まだ決めてはいないけれども、気が向いたらもっと気軽に発信できるSNSアカウントを作ろうかと思っているので、マニアックな皆様とはいつかまた繋がれると嬉しい。

 

 

それでは、本当にありがとうございました。

 

浦和レッズレディースを愛しています。

 

そして足跡は続いていく!