千葉より帰宅
1-2の敗戦
個人的には皇后杯の中立地を除くと久しぶりのアウェイ戦。
コロナが流行しビジター席が設置されなくなってから行けていなかったので、もう記憶では遡ることができずデータを見直したが、2019年のなでしこリーグ最終節以来で、その試合もフクアリでのジェフ戦だったのは何とも縁深い。
そして2週間前の悔しい敗戦からどう立て直したのか楽しみにして乗り込んだのだが、正直な今の気持ちを申し上げると、次節の観戦へのモチベーションが湧かないほど失望しており、早くこの記事を書き切って現実逃避したいという思いである。
課題は全く修正されず、意図的か分らぬが前半は森さんが指揮を執っていた時代のベレーザの超廉価版の様なビルドアップに終始し、前節の焼き増しの様に攻めあぐねてカウンターをくらい、それどころか開幕以来ポジティブな評価を与え続けていた試合の入りのアグレッシブささえもジェフに上回られてしまう始末で、本当にがっかりである。
後半に入ってゴールへ迫るシーンが増え1点を返したものの、戦術的修正を加えたというよりも戦術を捨てて気持ち優先の力技で押し切ろうという戦い方で、そっちの方がまだましだったというのは皮肉でしかない。
結局巧みに繋ごうとするだけではダメで、気持ちだけで強引に戦ってもダメで、心技体が揃わないと強いサッカーは出来ないということに改めて気付かされる試合だった。
前節の試合当日の記事で「楠瀬監督と森総監督の責任は極めて重い」と述べた中で、改善するどころかさらに悪化した試合内容に三行半を突きつけざるを得ないだろう。
WEリーグ初代女王なんて言える状況ではなくなった。
もう一度足元を見つめなおす時だ。
以上。