さあ、いよいよ2015年シーズンが開幕するね。
不安もあるけれども、それをはるかに上回る期待と、何よりまた選手たちのプレーを観ることが出来るという喜びに胸の高鳴りを抑えるのは難しい。
"2015年シーズン展望"と題して記事を書き始めたんだけど、言いたいことが多すぎて発散しそう。
昨年は7,8割書いて発散してしまい、掲載できなかった記事がたくさんあるので、その反省を活かして急遽細切れに。
今回は"連覇に挑む"というテーマで。
レッズレディースはまぎれもなく2014年シーズンのリーグ女王である。
もちろん一戦一戦を切り取れば"意識せずに挑戦者の気持ちで"という考えであることに違いない。
しかし我々は2015年シーズンリーグ連覇に挑める唯一のチームであり、そういうプレッシャーを背負いながら闘うという経験が出来るチャンスのシーズンである。
それは幸せなことだし、意識しないのは逆にもったいないというのが私の考えだ。
2014年シーズンに自分たちが成し遂げたことに自信と誇りを持って連覇に挑みたい。
一方で2013年シーズンに苦しい思いをしたチームが、2014年シーズンはその悔しさを胸に優勝を果たしたことで、その達成感や満足感が隙にならないかと危惧する気持ちもある。
ただ、私個人は時間が経つにつれて優勝の満足感は徐々に薄まり、もうすっかり空腹な状態。
また2013年シーズンからあまりにも短いスパンで苦しみと歓喜を味わったことで、今となっては優勝は夢の中の出来事のようにも思える。
なんと言っても今の選手たちはまだ若く、可能性や伸びしろといったものを強く感じ、そういった選手個人やチームの成長が非常に楽しみであり、その向上心が私の大きなモチベーションである。
また興味深かったのは皇后杯決勝でベレーザに敗れたことに対して、インタビューで和田が「今までサッカーをしてきて一番悔しい試合。」と語っていたこと。
リーグ優勝は確かに目指していた頂上だったが、登った者しか見ることができないさらに高い山の頂きを目指して上を向いて闘っていこう。
まあ試合開始の笛が鳴れば、そんなこと忘れてただただがむしゃらに戦うんだけどね。
以上。