脳の欠陥=スーパー能力 | 夫婦円満ノマド起業 ブログ

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社畜生活19年からのやっと卒業して、
恋人や奥さんからの100%ではないけど93%の理解と応援を受けて
刺激的で痺れるノマドライフを歩んでいるヤツのブログです。


5年2組の話です。

ある男の子の水筒がなくなりました。

ひょうたん水筒

     (こんな水筒いいなー)

「俺の水筒がねぇー!」

大声で叫びだしました。

「さっきまでここにあったのに…」

あまりにも大騒ぎするので、みんなで
探すことになりました。

でも、まったく見つかりません。

「2時間目の休み時間には私見たよ」

「3時間目の授業中はあったぞ」

いつまではあった、という証言が
いろいろ出てきます。

そしてついに、

『誰かが隠したんじゃないのか?』

みんながみんなを疑い出しました。

担任の先生も巻き込んで
1時限を潰しての捜索になりました。

流れはもう、

『誰かが隠した』
ということに定まっていました。

「誰が隠したんだっ?正直に言えよ」

とクラスのリーダーらしき子が言います。


そこで先生が、

「もういい、全員目をつむれ」

「正直に手を上げて先生にだけ教えてくれ。
これで、もう誰がやったとか言うのは無しにしよう」

と言いました。

でも…

名乗り出る者はありませんでした。

「先生が何とかするから、みんなは
もう誰がやったとか探さないように」

と先生は言い、教室をあとにしました。

先生はその男の子の親御さんに説明する
ために、その子と一緒にその子の家に
向かいました。


「ただいまー」

元気に帰ってきた男の子にお母さんが


「あんた今日、下駄箱の上に水筒忘れていったね」

くそガキ

「NOーーーーーーー!」


人の記憶なんてこんなもんですよね(笑)。

いつも同じ机の上に、当たり前のように
大きな水筒が置いてあったら、常に
そこにある
ような気がしてしまいます。

「2時限目まではあった」などという
記憶は、昨日までに脳に刷り込まれた
映像だったのです。

あるのが当たり前という現実だったのです。

人そろぞれの『現実』とは恐ろしいです。

なぜなら、真実をも変えてしまうのですから。


このエピソードで、

私たちが大きな結果を出すためには
当たり前になるまでの刷り込みが
いかに大事か考えさせられました。

まず、現実(価値観、思考、環境などの包括的な
言葉)を変えなければ、上手くいかない
のかも
しれません。

よく成功者の方たちは、

「明確に具体的に描写できるまでイメージすると
その事象は本当の事になる」

と口を揃えて言っていますが、
脳の機能を考慮すると
やっぱマジのようです(笑)。

あなたはあなたの現実を
どのように変えますか?


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

ノマドコンサルプロデューサー
小島くにひろ