中2の彼は
いよいよマズイと感じたそうで
自分でネット検索して
うちの塾にやってきた。




確認テストでは
全然分からなかったと言いながらも
解答欄は全て埋めていた。
ただ適当にではなく
悩み、悩み、書いていた。
英語は
アルファベットもままならない状態だった。


私は  すごいなって思った。


自分でマズイって気づいて
自分で探して
お母さんに話して
お母さんを一緒に連れてきて
自分を変えようと
行動して、
今、この場にいること


もうそれだけで
今の成績はどうでもよくて、
これから、どうなりたいか
ただただ、
彼の内側に湧き上がった火を大切に
守りたいと思った。



数学は
小学5年生算数を一から始めた。
英語は
アルファベットから。

予定がない限り
自習も含め
毎日来る彼は
黙々と脳みそを鍛えている。
その間も 色んな勉強法の本を読み
自分に何が合うか
試したり
私と話したり。

夏休み前にやってきた彼は
今 中1まで出来るようになった。
メキメキ理解している。

「勉強が繋がっている意味がわかりました。」
と。


そして
「今は全然無理だとわかってるけど
目標として
〇〇高校(地域の一番校)目指そうかなって。」



普通なら

なにバカなことって
言われちゃうだろうけど


そう言える気持ちになったこと
そう言える安全な場所だと認識してもらえたこと

もぅまた泣いちゃうよね。




そして彼に言った。

目指そうかな。じゃくて
入学できた!!やった!!高校めちゃくちゃ楽しい!!
って入った後のイメージしてって。


私は
ティーチャーではない。
懇切丁寧に教えたり
テクニックを教えたり

しない


私は
コーチとか
メンターでいたい

〝学ぶ〟為には
一番の弊害となるのは
教えてしまうことである

ゴールドラット博士や多くの教育者も言っているように
教えすぎる のは
相手の気づきや成長のチャンスを奪う行為。


今はみんなが疲れているようだ。
だから
誰かに任せたり
すぐに答えが欲しい。
そんな風潮に感じる。

でも
不確かな誰かに任せるなら
本人に任せたらどうだろう。

いくらでも虚像が描けるようになったこの時代に翻弄されたり悩んだりして
この子の行く先はどうなるのか、、と
不安になるより


この子の人生は
この子が
必要なことに気づき学びとれる人生だと

信じて
必要な時に手を差し伸べられて
精神的支柱になることの方が
大事だと思う。


その中2の彼が
小学から勉強を戻ってやった際に
「これ、家にあったんで
これでもいいですか?」と。

お母さんが過去に買ってくれていた問題集だった。
それは 本当にいいセレクトだった。

それは書店にメインで置かれている問題集ではないので
お母さんは きっと
これならわかりやすいかな?
これなら やってくれるかな?
色々探したのだと思う。


お母さんに感謝だね。
愛だね。
受け取れて良かったね。


そう話しました。
彼はますます頑張っていたように見えたのは
私も母親だからかもしれない。



今  来ている子たち
みんな かわいい。
本当にかわいい。

一人一人にストーリーがあり
関わり方として
私はやっぱり
ティーチャーではない。


そんな私を理解して
一緒に働いてくれている
先生たちに日々感謝を忘れず
私も
子どもたちに恥ずかしくない
大人でありたいと思ってます。



とは、いえ
やり方は必要です。
やる気があっても
やり方が間違えていたら
結果はでません。
そして
導くまわりの大人の
あり方

全て必要。



親も
子どもへの気持ちがあっても
伝え方が下手だと
伝わりづらく
互いにつらい。

そして情報のアップデートがなければ
子どもの可能性に気づかない場合も多い


だから
未来育て塾をしています。

未来育て塾は
母として妻として女性として学ぶ
大人の学び場です。

あり方✖️やり方について
ご興味ある方は



オンラインもアリマス。
こちらはゆる〜くゆる〜く♡
みんなでシェアリング




個別指導学院ヒーローズ は



今日はとても長くなりましたが
最後まで読んでくださった皆さま
ありがとうございます。

みなさんの子育て、自分育てが
より心豊かになりますように✨✨✨