赤城乳業が自分を知りすぎている件について | とぅりるのブログ

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中卒がどこまでがんばれるかの記録

赤城乳業という企業がある。

老舗のアイスクリーム専業メーカーである。

あの「ガリガリ君」を作っている会社と言えば分かるだろうか。

 

 

企業には企業ブランドというものがある。

 

ビジネスにおいて企業が展開するブランドには大別して企業ブランドと商品ブランドがあります。

その二つが連動して、消費者の頭の中にブランドイメージ形成されています。

商品ブランドが、特定の商品(群)の特長を訴求するのに対し、企業ブランドは、その商品を提供している企業はどういった企業なのか、を消費者に伝えている訳です。

企業ブランドの重要性について | 株式会社イズアソシエイツ

 

赤城乳業という会社は、「100点を取らなくても60点(及第点)を取ればいい。ずーっと60点を取り続けていく。だけど好きな人は凄く好き。物凄くハマる」という60点主義の具現化のような会社である。
(※あくまで個人の感想です)

 

ガリガリ君、シャビィ、チョコミント、ソフ(Sof')…etc,etc...どれひとつ取っても、100点満点を狙っていない。(※あくまで個人の感想です)

だけど落第ではない。

好きな人は物凄く好きなのだ。

ハーゲンダッツのような華々しさなど全くないし、そもそも狙ってない。

だけど愛されている。

 

赤城乳業という会社の社名の由来からして、もう好感しか持てない。

 

「赤城」は赤城山からとったもので、噴火しなければ富士山よりも裾野が広かったと言われている赤城山のその裾野のような、大衆のための商品を作りたいと思って「赤城」と付けた。

「乳業」の部分に関しては理由が複数存在し、同社常務取締役開発本部長は『将来、牛乳を使った商品を作りたいという思いがあって、氷菓の会社が乳業ってつけたということにしておいてください』と、同社お客さまセンターでは『創業当時、大手の「〇〇乳業」に早く近づきたい、追いつきたい、という思いから』と説明している。

赤城乳業 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

 

商品ブランドも企業ブランドも、60点主義なのだ。

高級とか一流とか、そういうものを目指してない。

大衆すなわち凡人の味方なのである。

やさしい味、やさしい企業なのだ。

 

前置きが長くなった。

 

この赤城乳業の公式サイトを観ると

当然のことながら自社商品の紹介がされているのだが…

 

自社ブランドを

理解り過ぎてるんだよなあ

 

広告にどのタレントを使えばいいのか、解りすぎてるんだよなあ。

 

そうなんだよ、そうそう

ダンディ坂野とヒロシねえ!

そうなんだよ!

 

「ガツンとみかん」という商品名の「ガツンと」っていうイメージがヒロシには全くないのにも関わらず「あ~~~商品イメージや企業イメージとピッタリだわ~~~~」てなるもんね。

すげえわ、すげぇよ、この人選

赤城乳業の広報、すげぇな

力あるわ

いやすげぇわ

 

自分という人間を正しく理解するのって本当に難しい。

ましてや弱みを強みに変えるのって凄く難しい。

自分を上手にアピールすることって超絶難しい。

それを全部やってのけた庶民の味方、赤城乳業すごくねえか

いやすげぇわ

 

たまたま流れで観た公式サイトだったけど、凄まじいものをみてしまったな…

思わず唸りました。

赤城乳業すげぇ。