2019年の夏スクで起きた主な事件は4つ。
①教科書盗難事件
②トイレに笹団子事件
③HUB 暴行事件
④アル中おばさん徘徊事件
①教科書盗難事件
二日目に倫理学クラスで、教科書の盗難があったようだ。
ちなみにレジュメ中心に進む授業で、一日目で既に教科書が必須ではないことが明らかだったのにも関わらず、何故か二日目で盗難事件が発生した。
マジでなんで盗んだのかワケが分からねえ…。
俺たちは、その話を耳にしたときポカーンだった。
「教科書…いる?」
「いらないよねえ…」
「いらないなあ…」
「レジュメの出来、最高だしなあ…」
「盗むリスク高すぎひん?」
「使いもしない教科書、盗む意味…」
「病的な手癖の悪さとしか」
全員ドン引きである。
およそ理解できなかった。
しかも倫理学の授業で盗難て、かなり挑戦的な感じがします。
何かのメッセージ性を感じる。(感じない(考えすぎ
でも座学メインで頻繁に席を立つようなことがない授業だったし、とても広い教室で参加者数はそれなりにいたけどギュウギュウ詰めではなく隣に座ることもなく広々使えたし、死角のないような見晴らしの良い教室なので、あの状況下で一体どのタイミングで盗んだのか想像つかない。相当な手練である。万引きGメンの出番だ!
こうして夏スク三日目にして僕たちは、ちょっと席を立つにも全ての荷物を持っての移動を余儀なくされた。とほほ
②トイレに笹団子事件
女子トイレの洗面所に笹団子が置いてありました。
しかも開けかけの。
なんでここに笹団子あるんですか
誰ですか、ここに笹団子を置いたのは
③HUB 暴行事件
みんな大好き日吉HUB で起きた哀しい事件。
飲んでる席に乱入し、「ウェーイ」と過度のスキンシップを求めてくる男性(ワカメのような髪型、通称ワカメヘッド。本人曰く経済学部)が出現。会話の途中、途中で、「ウェーイ」(しかも強めのパンチ)を連発。それも丁度いいタイミングとかじゃなくて、人が話してる途中に謎のタイミングで「ウェーイ」を発動するので、空気が微妙な感じになる。陽気なお兄さんというわけでなく、ちょっとテンションが変というか距離感がおかしいので、それとなく断ったり避けると、暴言を吐き、暴行を働く。中には脛を蹴られ、ツバを吐かれた者も。とんでもない暴れん坊だ。
警察沙汰になり、HUB は出禁に。
後日、事務局も、しっかり対応してくれたとのこと。
しかしそのあと元気に? 登校するワカメヘッドの姿が。
昼間の様子もそれなりに変なので、もともと変な人なんだろうと結論付けた。怖いので戸締まりしとこ。
④アル中おばさん徘徊事件
各教室を徘徊するおばさんが登場。
午前中の授業では飲酒をしているのを目撃されている。
午後の授業では、席に着くわけでもなく、教室内の四隅に立ったり、どこからかパイプ椅子を持ってきて座ったり、ストロングゼロがしこたま入ったレジ袋を片手に教室内を練り歩いた。
教授に呼び止められるも大人しくする気配はなく、置いてあったレジュメを両手いっぱいに抱え、満面の笑みで「尊属殺人重罰規定」を読み上げながら教室内を徘徊し続けた。
僕たちは戦慄した。
しかし僕たちは、あまりに無力だった。
ただおばさんが通り過ぎるのを祈るだけだった。
おばさんの奇行は、あまりに怖すぎた。
おばさんはいつの間にかいなくなった。
おばさんがどうなったのか、その夜、少し話題になった。
殆どの人が「(入学当時は元気だったけど)途中で壊れちゃった人なのかもしれない」「早く良くなるといいね。」と話していた。
みんな、慶応で学んだことが、ちゃんと心に反映されている。
Ⅲ期の三田にもいたという話があったが、飲酒も徘徊も話題に上がらなかった。おばさん、ちゃんと正気に返ったのかな
…と、まあ、こんな感じの事件がありました。
他にもチョイチョイ奇行をしている人達はいましたが、話題になった事件だけ集めてみました。
個人的には、窓から半身を乗り出して覗いているタンクトップおじさんが一番、怖かったですけど、目撃者が私と、知らないおじさんぐらいしかいなかったのが惜しい(?)
夏スクは、かなりハードなので途中で狂っちゃう人が出ちゃうのかな~
そうなのかな~
なんにせよ、大きな事故や怪我人もなく無事に終わったのは何よりだ。
来年も無事に過ごせるといいな