激しく混み混みでございました。
おじさん 「おばあさん ここに席が空いていますよ。」
おばあさん 「ありがとう。でも そこまで行けないんです。」
すると ヴァイオリンを背負った青年が
すっと おばあさんに手をさしのべて
手をひいて おばあさんを座らせてあげたの。

恥ずかしがりやのお月様。
今夜は私達の歩く道を
美しく照らしてくれている。
ありがとね。
「ねえ さっきのヴァイオリンの人 見た?」
「見たよ。優しかったね。」
「かっこよかったね。」
「音楽やる人に悪い人いない。」
「そ~お~?」
「ママ 目がハート。」
「惚れっぽいな~。」
「若くて かっこよかったからでしょ?」
「あのさ~君達。 ママはリアルライフでは
外見で人を好きになったことないよ。
若くてかっこいいとか 若くてカワイイとか
そ~ゆ~のは永遠じゃないの。だから・・」
「ママ おちつけ。」

世の中 殺伐としているっていうけれど
そんなことないよね。
優しい人って いっぱいいる。
今日は優しさ見せてもらったし
昨日は助けてもらったし(笑)
だから明日はRuiさんが
誰かに優しくしてあげたい。
David Garrett