4月診療報酬改定で実施される「処方せんの一般名処方」の「ユニカルテ」における対応方法をご紹介します。


「処方せんの一般名処方」の入力方法を「ユニカルテ」には複数用意しています。これは、処方入力画面(一般指示)での操作方法の説明です。左図で、「内服薬」タグから「アレジオン錠20」を選択しました。この医薬品は後発医薬品がありますから名称の先頭に「・」が付いています。
右図のように、医薬品名称を左クリックすると「先発医薬品」→「先発医薬品+一般名」に切り替わり、もう一度クリックするとその逆になります。一般名は成分名(規格+剤形)で構成されています。一般名処方した医薬品に先発医薬品の名称を残すのは、医師が処方した医薬品が一目で分かるようにしておくためです。 さらに、名称欄をクリックすると一般名に変更可能な医薬品を複数一括で変更することも可能です。
右図のように、医薬品名称を左クリックすると「先発医薬品」→「先発医薬品+一般名」に切り替わり、もう一度クリックするとその逆になります。一般名は成分名(規格+剤形)で構成されています。一般名処方した医薬品に先発医薬品の名称を残すのは、医師が処方した医薬品が一目で分かるようにしておくためです。 さらに、名称欄をクリックすると一般名に変更可能な医薬品を複数一括で変更することも可能です。
また、一般名処方を選択すると自動的に「後発品変更可」がセットされます。「含量規格」「剤形」の変更は赤枠内の切り替えボタンで行います。 なお、院内処方に設定しているところは、この機能は動作しません。
次の方法はORDERセットからの一般名処方入力です。「ユニカルテ」では複数の医薬品と用法をセットにしておけますので、一般名処方する医薬品はあらかじめ一般名で登録しておくと、ワンタッチで一般名処方になります。
3番目は過去カルテからのDO処方です。一度、一般名処方した医薬品をDO処方すると、本日の処方にも一般名処方されます。最後が、処方せん発行の際に、一般名処方に変更する方法です。ORDERやDO処方と同じように、一般名処方可能な医薬品を左クリックすると一般名処方に切り替わります。なお、赤枠の点数欄も一般名処方に変更すると、処方せん料の計算に使われる「最も薬価の低い後発医薬品の点数」に切り替わります。
以上のように、「ユニカルテ」では、医療機関の運用に合わせて一般名処方できるように、いろいろな入力方法を用意しています。