東京の自宅に届きました。買ったのは、
Miles DavisのThe Complete Live at The Plugged Nickel 1965
値段は84米ドル(約7,000円)。送料が600円ですから、合計7,600円
でした。

このCDは1995年にソニーが発売した8枚組(国内盤は7枚組)のセットで、
発売当時は、2万円近くした高価なものです。その時、欲しいなと思ったの
ですが、ちょっと高いと思って躊躇しているうちに店頭から消えてしまい、
後悔していたCDです。
それから、アマゾンやHMVなどのネットショップにもないので、なかば
あきらめていたのですが、6月にAmazon.comで新品を売っているのを、
見つけました。しかも、値段が定価の1/3くらいです。即座に購入ボタン
を押しました。そのCDが、一昨日届いたのです。

この写真はCDをスリーブから取り出して並べたものです。7枚ですね。
US盤は8枚組なので、日本盤かと思いましたが、ブックレットを見ると
US盤です。どちらも7枚組だったのかと思って、一つずつケースを開けて
みました。

CD1から7までありますが、CD2は2枚組で、CD2aと2bが入っています。
全部で8枚で間違いありませんでした。
CD8枚(約7時間)に収められている内容は以下のとおりです。
日時 1965年12月22、23日
場所 イリノイ州シカゴ
スポット The Plugged Nickel (ジャズクラブ)
メンバー Miles Davis tp、Wayne Shorter sax、Herbie Hancock p
Ron Carter b、Tony Williams ds
クリスマス休暇のシカゴのジャズクラブで行われた2日間(7ステージ)の
全記録です。
演奏曲目は、”Walkin'"、”My Funny Valentine”、”Four"、
”Milestones"、”If I Were A Bell"、”So What"、”All Of You"、
”Autumn Leaves"などMiles Davisの主要なレパートリーが網羅されています。

この時のメンバーは、1960年代黄金のMiles Davis Quintetと言われた
Miles Davisのアコースティック時代の最強ユニットです。

このコンサートは喧嘩セッションとして、有名で、Miles Davisとサイドメン
(特にドラムのTony Williams)との丁々発止のバトルがスリリングな快演
ぞろいの白熱のライブ演奏です。
喧嘩になった理由は、中山康樹先生の「マイルスを聴け!」に詳しいので、
そちらをお読みください。
まだ、CD4枚しか聴いていませんが、録音状態も良く、1曲が10分以上あり、
Miles Davisだけでなくサイドメンのソロも堪能できるので、最高です。
まさに、5スターの傑作です。
なお、Amazon.comには、86米ドルで、In Stock になっています。
Miles Davisファンで、持っていない方はぜひ買いましょう。超お買い得です。