今話題の気候変動などの開示のベースとなる、サステナビリティ基準についてはSSBJ設立準備委員会で議論がされています。
資料やYOUTUBE動画も公開されていますので(ゆっくり視る時間はとてもないですが。。。)時間ある方はいろいろと勉強できますね。(第2回SSBJ設立準備委員会の概要|企業会計基準委員会:財務会計基準機構 (asb.or.jp))
サステナビリティ基準の目的の第1項に下記の記載があります。
「サステナビリティ関連財務開示の目的は、報告企業がさらされている重要な(significant)サステナビリティに関連するリスク及び機会について、一般財務報告の主要な利用者が企業に資源を提供するかどうかを決定する際に有用な情報を提供することである。」
要は投資・借入や取引の意思決定をする際に影響するようなサステナビリティに関連する情報を提供しましょうということかと思います。
では、サステナビリティに関連する情報って何でしょうか?となりますが、これは気候変動、水利用及び排水、生物多様性、従業員及び人権等に関する情報が含まれるが、これらに限定されるものではない(付録A)とあります。限定されないということで、広がりがどこまでかよくわからないですが、一旦は例示されている項目で考えていくことになるのかと思います。日本では気候変動と人的資源の話はよく記事等にもなっていますが、水利用や生物多様性はあまり聞きませんね。どういう業種で論点になるのでしょうかね。
次に何が重要な情報になるのかということですが、10項では「その情報を省略したり誤表示したり覆い隠したりしたときに、一般目的財務報告の主要な利用者が当該報告書に基づいて行う意思決定に影響を与えることが合理的に予想される場合は重要性がある」
とあります。これについては将来のキャッシュフローの値や時期など企業価値に影響を与える場合は意思決定に影響を与えるとされています。気候変動などで温暖化が進むと〇〇億円の影響が考えられるなど定量的に示されている項目はかなり限定的と思いますので、例えば人的資本などは定量的に示すのはなかなか難しいかもしれません。
まあでもこのような基準が示されると、作成のイメージや保証のイメージは少し湧いてくる感じですね。
まだまだ勉強しないとですね。