トランペット初級者のためのメジャー&マイナー・スケール完全攻略!! ~ Vol.10 | 喇叭吹奏業(トランペット奏者)竹浦泰次朗のブログ

トランペット初級者のためのメジャー&マイナー・スケール完全攻略!! ~ Vol.10

「トランペット初級者のためのメジャー&マイナー・スケール完全攻略!!」

 

今回は、第10回目のレッスンとなります。

 

これまでのレッスンでメジャー&マイナー・スケールの構造について、だいたいご理解いただけましたでしょうか?

 

もし、まだ充分にお読みいただけていない場合は、必ず以下の第1回目のレッスンをお読みいただきますようお願いいたします。

 

 

 

毎回、調号を一つずつ増やして(減らして)

それぞれの調のメジャー&マイナー・スケールの理解を深めていこうと思います。

 

最終的にメジャー&マイナー・スケールの全調制覇を目指していきます。

 

 

では今回は、♯が三つの長調(A Major)の音階&その平行調の短調(F♯ Minor)に取り組みたいと思います。

 

メニューは、以下の通りです。

 

●イ長調(ト長調)/A Major(G Major)/A Dur(G Dur)の長音階(メジャー・スケール)

 

ト音譜表の第5線(ファのところ)と第3間(ドのところ)と上第1間(ソのところ)に♯がつき、

 

「ラ→シ→ド#→レ→ミ→ファ#→ソ#→ラ(上行形)」、

「ラ→ソ#→ファ#→ミ→レ→ド#→シ→ラ(下降形)」

 

のようになります。

 

B♭管トランペットは、移調楽器であるため、楽譜がイ長調/A Major/A Durで書かれている場合、実際には、長2度低いト長調/G Major/G Durで演奏していることになります。

 

 

 

 

さて、次に短調の音階です。

短調には、下記の三種類の音階があります。

 

1.自然短音階(ナチュラル・マイナースケール)

2.和声短音階(ハーモニック・マイナースケール)

3.旋律短音階(メロディック・マイナースケール)

 

それぞれの説明は、

第1回目のレッスン(上述)をご参照ください。

 

 

 

●嬰ヘ短調(ホ短調)/F# Minor(E Minor)/fis moll(e moll)の自然短音階(ナチュラル・マイナースケール)

 

 

長調の「ラ→シ→ド#→レ→ミ→ファ#→ソ#→ラ」にたいして、

 

そのまま単三度下の「ファ#→ソ#→ラ→シ→ド#→レ→ミ→ファ#(上行形)」になります。

 

下降形もそのまま「ファ#→ミ→レ→ド#→シ→ラ→ソ#→ファ#」です。

 

 

自然短音階は、実際の演奏でそのまま使われることはほとんどありません(ただし、後述の旋律短音階の下降形として使われることはあります)。

 

しかしながら、長音階に対する平行調の関係性を理解し深めるためにも、この自然短音階は、必ず練習していただきたいと考えます。

 

 

 

●嬰ヘ短調(ホ短調)/F# Minor(E Minor)/fis moll(e moll)の和声短音階(ハーモニック・マイナースケール)

 

自然短音階の第7音を半音上げたものが、和声短音階(ハーモニック・マイナースケール)です。この場合、上行形・下降形ともに同じです。

 

「ファ#→ソ#→ラ→シ→ド#→レ→ミ(#)→ファ#」(上行形)、

「ファ#→ミ(#)→レ→ド#→シ→ラ→ソ#→ファ#」(下降形)のようになります。

 

 

さぁ、私と一緒に練習してみましょう!!

 

 

 

 

●嬰ヘ短調(ホ短調)/F# Minor(E Minor)/fis moll(e moll)の旋律短音階(メロディック・マイナースケール)

 

自然短音階において、上行形で第6音&第7音を半音上げ、下降形でそれらを元(自然短音階)に戻したものを旋律短音階(メロディック・マイナースケール)といいます。

 

上行形では、第6音&第7音を半音上げ、

「ファ#→ソ#→ラ→シ→ド#→レ(#)→ミ(#)→ファ#」のようになります。

 

一方、下降形は自然短音階と同じになり、

「ファ#→ミ(♮)→レ(♮)→ド#→シ→ラ→ソ#→ファ#」のようになります。

 

 

さぁ、私と一緒に練習してみましょう!!

 

 

 

今回は、ここまでです。

次回は、♯が二つの調を攻略します。

 

最終的にメジャー&マイナー・スケールの全調完全攻略を目指してゆきます!!

(残りあと二つとなりました!)

 

どうぞご期待ください!!!

 

 

 

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当ブログのレッスンでは、

あくまでも一般的な初心者の方の状態を想定したものとなります。

実際は、かなり感覚的な個人差がある場合があると思われます。

 

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