至福の時間
久しぶりの小屋泊に終始わくわくでした。
前回の続きから。
飯豊山、後編です。
山頂で思う存分のんびり過ごした後は、切合小屋へ戻ります。
ここで小話ですが、福島県って以下の画像の様に超々細長い県境(赤点線)があるんです!(福島県のヘソの緒)
山の頂では、よく3県が合わさる所があるのですが、登山道を挟んでひたすら左右が他県というのは珍しいのでちょっと驚きました。
帰宅後、地図でも確認したのですが、飯豊山山頂は山形県と新潟県の県境にある様に見えて拡大するとビックリ!👀
なんと!福島県でした!
実際に登山道を歩いている際、規制線なのかな?と思ってたロープが、実はしっかり県境アピール?だった様です。ww
興味のある方はグーグル先生に(福島県のヘソの緒で)聞いてみて下さい。
現在は私でもネタに出来るほど平和な感じですが、明治21年当時は新潟、福島両県とも一歩も譲らなく、隣県の山形県と更には国をも巻き込んでの大問題に発展し、長い間、県境を巡る争いがあったそうです。
切合小屋で手拭いを購入した際、一緒に添えられていた【飯豊山の帰属をめぐる県境の争い】を読んで初めて知りました。
フムフム。( ..)φ勉強になりました。
飯豊本山小屋のテン場。
福島県からみた感じですと、新潟県と思われる土地に2張りのテントが張られている模様であります。
壁|_-))))
ここまでテント担いでくるのは大変だろうけど、泊まってみたいな~
小屋まではナカナカの道のり。
振り返ると絶景。
再び御秘所の岩稜地帯。
結構下ってきました。
午後になってもガスは上がらず、良い天気。
小屋まであと少し。
カラフルなテントが目立ちますね。
15:05
切合小屋に到着。(山形県です)
小屋の裏手のテン場を偵察。 (ここは福島県かしらw)意識し出すとナカナカ面白い
テン場はあまり広くはありませんが、眺めは最高ですね。
水も豊富にあります。
夕食の時間まで荷物を整理したり、まったりタイム。
私達は2階の部屋でした。
仕切りなどは一切なく、大部屋雑魚寝スタイル。
写真はスカスカですが、最終的に1階も2階もナカナカの混み具合でした。
夕焼けを見ようと外へ出て、乾杯🍻
つまみは、よっちゃんイカ(笑)
クジなくなったんですね(´;ω;`)
( ゚д゚)ハッ! 昭和がバレてまぅ。
久しぶりの1泊登山。
夕飯まで少し時間があり、山を眺めにふらふら~っと(´- `*)
幸せだぁ…
雲が多くて、期待していた夕焼けではなかったけれど、これはこれで幻想的。
んで、
お楽しみの夕食は
おかわり自由のカレーライス\(^o^)/きゃっほーい
美味しい~(´- `*)
何ですかね?山小屋のカレーのワクワクとあの美味しさは。
勿論、おかわりしましたよ( ̄ー+ ̄)
就寝時は薪ストーブのお陰なのか小屋の2階は暑い位でした。(寝袋マットは持参)
この日は8時位には皆さん寝てました(笑)勿論イビキの大合唱ですw
おやすみなさい…
翌朝…
朝食の時間まで再び幸せまったりタイム。
美しいモルゲンロート
朝食です(^^)
テン泊とは違ってご飯に差が出ますね!テン泊だといつもカップラーメンww
山の上で朝から卵かけご飯を頂けるなんて幸せ過ぎる~(´- `*)
ほとんどの人達が今日、山頂アタックへ行く人達で、みんな朝食を食べたらバタバタと出発して行きました。縦走組は深夜出発していました。
私達は下山します。
AM 7:05
名残惜しいですが、下山します。
帰りに穴堰へ寄り道。
が
穴堰まで下り坂が続き、沢まで下りても見当たらない…
持っていた地図には穴堰情報が記載されてなく、何処?('_'?)
足元が泥濘になり、撤退。
翌日、ネットで調べてみたら、沢を反対側に渡った所にあったようです(^-^;
だいぶ下ってきました。
切合小屋が遠くに見えます。
急坂の鎖場。
慎重に降りて
AM 11:20
下山。
楽しい山旅でした。
飯豊山、また登りたい山リストに追加です。