こんにちはトルベール音楽院の古賀(和)です
別れの季節3月はあっという間に終わり、新しい出会いの4月になりました
暖かい日差しと春風が心地良いのですが、花粉が例年の5倍ほど多く飛び交っているようで…
マスクが自由になりつつある中、これではマスクを外せません
近隣の大好きな学園花通りもすっかり桜の花が満開になり、この通りバックの甲山と関西学院大学を背に美しい景色を見せてくれています
青空にソメイヨシノのピンクが綺麗です
昨年3月に涙涙で教室を閉校して、後片付けに忙しかった今頃でした…
今年はちょっぴり寂しさもありましたが、3月下旬からWBCをしっかりテレビで観戦したり、今までは観れなかった春のセンバツ高校野球大会を観ることが出来たり、中々行けなか
ったコンサートに行けたり…と違う意味で忙しい日々を送れています
地元代表の報徳学園高校が今回仙台育英高校や優勝候補の大阪桐蔭高校を破り決勝戦に残ったことは本当に奇跡に近かったかもしれません
開会式、閉会式そして報徳学園高校の助っ人として吹奏楽で参加させてもらっていた高1男子家族のお陰で今回は最後まで楽しい思いをさせてもらいました。
3月29日、準々決勝で仙台育英高校と対戦した試合を阪神甲子園球場まで足を運び、外野席で応援しました
報徳学園高校の大応援団👆
(高1男子は一番上段スーザフォンで参加しました)
それぞれの打者に違ったメロディーで応援するのですが、面白いことに曲が何年も前とさほど変わってなく、不思議な気がしました
宇宙戦艦ヤマト~アフリカンシンフォニー~サウスポー~君の瞳に恋してる~あまちゃん~パイレーツオブカリビアンなどなど…
その中でも私が感動したのはチャンス到来の時にみんなで声を合わせて踊りながら歌う「アゲアゲホイホイ」…
原曲は「サンバ・デ・ジャネイロ」というなんとドイツの曲。
昔から高校野球はよく観ていましたが…
それもそのはず、2014年から歌われているらしく、報徳学園高校発祥らしいです。
演奏に合わせて100人近いベンチに入れなかった野球部員、そして応援の人たちが踊りながら
♪ハイヤ、ハイヤ、ハイ
♪アゲアゲホイホイ
♪もっともっとー
と歌うのですが、その勢いがすごくて私は球場で観ながら思わず一緒に歌ってしまいました。
現在では様々な学校で歌われているそうですが、報徳学園高校のそれは本当にすごくて、選手たちにしっかりエールが届いていました。
球場にその歌声が響くと選手たちは大きな力をもらえるらしく、「魔曲」と呼ばれているそうです。
なるほど…と。
ちなみに報徳学園高校は優勝候補だった大阪桐蔭高校も破り、4月1日決勝戦で山梨学院高校と戦って残念ながら敗れました
でも6年ぶりのベスト4入り、しかも準優勝は立派です
スポーツと音楽の結びつきはここでも強く、とても大切な役割を果たしていると嬉しくなりました。
そして、コロナ禍だった3年間声出しできなかった人々がようやくこうして声を出して応援できるようになったことに喜びを感じました
教室がなくなり寂しさは隠せませんが、こうして違う感動をもらえることで毎日を過ごしています。
もう一つ、ここしばらくコンサートにもたくさん足を運ぶことが出来ましたので、その様子は次のブログでお知らせします