膨大な時間を費やして前半戦
どうもおかしい・・・
ここ数回の釣行で釣れる、釣れないに対し自分の感覚と結果が一致しないケースが目に付く、ズレてきているそんな感じがしていた、釣れなくなるかもしれない・・・その予感は的中する。
やってもやっても釣れない釣行が連続するのだ。
1月30日AM9時過ぎ、いつもの川いつものポイントに着、この日は珍しく暖かい日だった。
ここまでの越冬アメマス対決はコンデションがいい日がなく寒い日ばかり、暖かければもっと数がでると思っていた
川はいい感じ、暖かいが雪が解けて流れ込むほどではなく、水色もいい、ザク氷の流下も無い、前回の氷のなかから1本出せた位なのだから絶対釣れるはず・・・
2時間経過、手を尽くすがまさかの何も無し・・・
やむなく1つ下の瀬に移動、この下の瀬が行くのに激ヤバの川渡りか、体力限界の雪中行軍のどちらかをしなくてはたどり着けないポイント、過去は2回入ったことがあり釣果は50UPが1匹のみ、正し自分の技量不足で攻め切れていない部分が多くポテンシャルは不明。
そして今回は水位が低いので川渡りコースを選び瀬に向かいまーまー危険な位で到着。
2時間費やし攻めるが無反応、ここにはいないのか?
来るまでのリスクを図ると釣れてくれないとかなり厳しいが・・・
これで終了。
でも新規開拓でここから河川を変えてアメマスが釣れる場所を探しに移動開始
その川でこの時期アメマスが釣れるのは以前から知っていたが、どこで釣れているかは皆目わからないダム等の人口構造物が多くある川なので場所の推定がしにくい川、その中である区間に絞り今回調べてみる。
1月31日この日はさらにコンデションがよく暖かい、そして前日とまったく同じ立ち回りをしてまったく何も無しで終了。
2連続ボンズ達成!
暖かいと釣れると読んでいたが結果は連続で真逆となってしまった。
河川新規開拓の方は成果があり3箇所アメマスが釣れるであろうポイントを見つけることができた。
2月5日PM1時、いつもの川からついに河川を変更、新規開拓河川での戦いに望む
この日は今シーズン最大の寒気団に見舞われている北海道、開始時間が遅いのは9時の段階で現地の気温はマイナス20度近くあり気温が上がるのを待った為、それでもマイナス14度を車の気温計は表示していたが、この河川はザク氷の流下もなく釣りができる状況になっていた。
身支度を整えて始めての川に下りて行く、調査の段階ではポイントの降り口の確認までで実際の流れは見ていない、初めてみた流れはかなりいい感じ、ゆるく水深十分な流れがあり、その下に広大なプール、さらにプール脇からいい感じの沢が入っていている。
アメマスが越冬するには十分な要素が揃っていた。
なかなかに水深はある流れ、瀬頭方向にまず進む。
いつも主力で使うロージーMDでは棚が合っていない感じですぐにスプーンのボトムバンピングで釣りあがっていくとヒット!
軽い感触で30クラスのチビのようだ、そしてフックオフでバラシ、チビなのでどうでも良いが、アメマスがいるか確認はしたかった。
そしてすぐに今度はチェイスあり、足元まで追っかけてきて姿か確認、ドット模様ありでアメマス決定、足元でスプーンにじゃれつくが食い方が下手でかからず深みに消えていく、サイズは40有る無しくらい、どうやらアメマスはいるようだ。
ポイントを深みのプールに移してみた。
怪しいのは右手20メートル程下から流れ込んでくる沢との出会いあたりだが、氷に覆われて攻めることができない、やむなく空いているところにスプーンを撃って底まで沈めて叩きながらリトリーブ、正直この手のやり方はあまり好きではないんだけどしかたがない。
流れがほぼ無いプール、川の釣りというよりは止水の釣りという感じ、しかもスプーンのボトムバンピング動きが少なく面白みにはかけてしまう。
時は流れて3時過ぎ最大の寒気団は容赦はしてくれない、メチャクチャ寒くそろそろ帰ろうかと考えていたら戻ってきたスプーンの後ろに魚影あり、
おっ!
なかなかサイズ50UP有り、食わせのトゥイッチをチョンと入れると食いついた!
これが結構力強くウネウネファイト、深みに懸命に逃れようとしてくる。
そしてお決まり?フックオフでバラシ、あまりに寒くてバックリ咥えてくれないのか、ことごとくバラシてしまう。
どんなカラー、アクション、サイズがいいのか?
今日は3回チャンスがあり、すべて13gのスプーンのボトムバンピング、カラーは黒金系青銀系、ここを基点に次回から手を広げて調べて見ますか、方向としてはミノー、スプーンともに深への対応と言う所だろう。
PM3時過ぎ、寒さが限界突破で終了です。
この日は狙ったとおりの場所にアメマスはいたのが解ったので収穫はあった。
だがこれで3連続のボンズ達成!
この時点で実釣り時間はトタータル11時間位経過、ボンズ釣行はまだまだ続くのです。