皆さんは心と身体が繋がっていると感じる事がありますか?

 

私の場合やることが多くて大変な時は肩こり、ストレスがある時は胃腸にサインが出ます。


考えてみると不思議なことではありませんよね。


だって悲しい映画を見れば涙が出るし、楽しい映画を見れば笑ってリラックスし、

波の音を聞けば呼吸が深くなるし、レモンを想像すればよだれが出ます。


そう考えれば、やるべきことが四六時中私の肩に乗っかっているところを生々しく想像して肩が凝るのも、わ〜ストレスマックス〜と思っていれば、交感神経系が働いて消化液が分泌しにくくなって胃腸が痛くなってくるのも当然な気がします。

 

もちろん全てを感情のせいにして病院に行かないのは危険ですが、湿布を貼っても薬を飲んでもなかなか治らない症状がある時は自分の心理状態を振り返ることも大切です。

 

心穏やかであれば自分の最高の治癒力を発揮できますし、確かこれは怪我をした時のメンタル・ケアでも書きましたね。

 

そしてこれは医師に相談しないことを勧めているわけではなく、あくまでも私がプラスαとしてしている事なのですが、自分の症状が心理的なものから来てる気がしたらルイーズ・ヘイさんのヒール・ユア・ボディという本を参考にすることもあります。


ルイーズ・ヘイさんは、自分にポジティブな言葉をかけることで自分の人生をどんどん良い方向に変えていく「アファメーション」や「ミラーワーク」などを推薦した方で、私は彼女のワークがとても気に入っていて、この本には身体に出る症状と考えられる原因、そしてどういう思考パターンを持てば回復できるかが書かれています。

 

例えば、

病気や問題 ー 考えられる原因/内的要素 ー 新しい思考パターン

肩 ー 重荷ではなく、喜びをもたらすもののはず。ー 喜びを感じても大丈夫。

 

腸の障害 ー 不必要なものを手放せないでいる。ー古いものを気軽に手放して、新しいものを喜んで受け入れる。

 

拒食症 ー 自己の生を否定、極度の恐れ、自己嫌悪、拒絶。ー 自分に自信を持っても大丈夫だ。ありのままの私が素晴らしい。自分を受け入れて喜びとともに生きていく。

 

胸焼け ー 恐れ、恐れ、恐れ、 ー 思う存分吸収する。私は守られている。人生の成り行きに身を任せよう。

(これは歌手の方に多いのですが、いろいろお話をしていると隠れた感情のせいという事がよくあります。)

 

その他、身体のパーツについて、ニキビ、関節炎、女性の病気、捻挫や怪我、様々な症状が載っていて、勿論原因が全く関係ない時もありますが、そうかもしれないな〜と共感する時もあるのでなかなか興味深い一冊です。

 

前を向いてがむしゃらに走っていると、自分の不調に気づかない事もよくあります。

気づいた時にはかなり深刻な状態になっていて踊れなくなるなんて事も。。。。

 

良いダンサーになるには、テクニックだけでなく身体も心も健康でなければなりません。(本当だよ)

 

今年も大きく成長するために、なんとなく頑張るのでなく、その三つに対しての目標をしっかりと作ってからスタートすることをお勧めします。

 

今年も皆様にとって笑顔いっぱいの実り多き年になりますようお祈りしています!

 

 

 

日本では、ヒール・ユア・ボディは出ていませんが、ライフ・ヒーリングの中にはヒール・ユア・ボディと同じ症状別のアドヴァイスが入っています。