こんな風に感じているのはきっとあなただけではないし、そう感じて違う道を選んでいく人も沢山いると思います。
私も嫌というほど経験したけど今だにそう感じる事があるし、そういう気持ちを経験する事で、だんだんそんな気持ちの乗り越え方も学んでいくのだと思います。
「頑張っても何も変わらない」「結果が出せない」と思っても、必ず何かが変わっているはずなんです。
私達にとって「結果」っていうと、コンクールで賞やスカラシップを手にすることだったり、オーディションで仕事や役をもらうことが頭に浮かんでしまいますが、結果ってその頑張っている過程で得る技術や知恵、人間関係、また自分を知ることだったりいろんなことがあるのです。
それはパッと目に見えることではないかもしれないけれど、確実にあなたのプラスになっているし、そんなあなたを見ている人は必ずいます。
だけど、歩いても歩いても変わらない景色がずっと続いている時は、
「もう疲れたよ」「終わりにしたほうがいいのかな」
ってなってしまうこともきっとありますよね。
あなたが今もしもそう感じているなら、あなたの肩をギュッと抱いてあげたいです。
私は日本にいた時も、カナダにいた時も、また一人でヨーロッパに来て、ドイツ、スイス、オーストリアのカンパニーをオーディションしながら電車で回っていた時も、自分を認めてくれる人がいなくて不安でしたが、「自分は神様の大きな手の中にいるからきっと大丈夫だ」と事あるごとにイメージしていました。
自分でもそのアイデアがどうして私の頭の中に浮かんだのかわからなかったのですが、つい最近友人が母校の讃美歌コンクールの動画をFacebookにあげてくれた事でその理由がわかりました。
私の母校では毎朝礼拝があり讃美歌を歌っていたのですが、今回友人がアップしてくれた賛美歌の歌詞がまさに私のイメージしていたもので、知らぬ間に心に刻み込まれていたようです。
皆さんも自分を癒してくれる音楽や、奮い立たせてくれる音楽を持っていませんか。
苦しい時や前に進めない時は、そういう曲があなたの支えになることもあるかもしれませんので思い出してみてくださいね。
ちょっとオルゴールのような伴奏で礼拝時に歌うのと雰囲気は違いますが、私の中に心の拠り所を作ってくれた讃美歌です。
讚美歌 291番
主に任せよ汝が身を
主は喜び助けまさん
しのびて春を待て
雪はとけて花は咲かん
あらしにもやみにも
ただ任せよ汝が身を
主に任せよ汝が身を
主は喜び助けまさん
なやみは強くとも
み恵みには勝つを得じ
まことなる主の手に
ただ任せよ汝が身を
学校の礼拝堂。
ここで毎朝礼拝を受ける時間が自分を振り返る時間になりました。