YAGPが終わり、参加したダンサーの皆さんは今この瞬間にいろんなことを感じ、考えていらっしゃるかと思います。

 

どんな結果になったとしても、そこから学ぶ事はたくさんありますよね。

 

そこで、今日はスコットランドのエディンバラ生まれの小説家、ロバート・ルイス・スティーブンソン(1850- 1894)の名言をご紹介します。

毎日をその日の収穫高で判断せずに、まいた種で判断しなさい。

Don’t judge each day by the harvest you reap but by the seeds that you plant.

全てが上手くいって調子の良い日があれば、やる事なす事うまくいかずに調子の悪い日もあります。また自分的には完璧にやっていると思っても良い結果が出ない時などはもちろん凹んでしまいますよね。

 

もちろん私も、あなたの両親も、教師も、友達も、周りの人みんなにとっても同じだと思います。

 

なので1日の終わりに是非この言葉を思い出して下さい。

そして、その日の収穫を得るために自分は何をしたのか、

満足する収穫を得るために、自分は何をすれば良いのか、

良い結果が出ても、悪い結果が出ても、しっかりと振り返り、何をどうするとどんな結果が出るのかを自分で考え、そして答えを探してみて下さい。

 

このロバート・ルイス・スティーブンソン氏は、「ジキル博士とハイド氏」や「引き潮」や「宝島」など数多くの作品を残していますが、彼がそれらの作品を残した(種を撒いた)事で、今でも子供たちの心に夢を与え続けているってとても素敵な事ですよね。

 

でも収穫高にこだわるばかりに、あなたの中にある「愛」を忘れてしまいませんように。

 

オーストリアでもワイナリーの方が一年を通してぶどうのお世話をしています。

年によっては悪天候のせいで収穫が困難になる年だってあるはずです。

だけど美味しいワインを皆さんのもとに届けられることを願いつつ、地道に努力しているのでしょうね。