関西地方を中心とした様々な撮影スポットを紹介する本ブログ。

 

今年(2023年)の5/2に大阪市内の自宅から電車で近鉄の大和八木駅まで行きレンタカーを借り、そのまま国道を南下して和歌山入り。「桑の木の滝」と「宝竜の滝」を撮影した後で「陰陽の滝」を撮りに車を走らせた。

 

 

 

 

 

 

県道44号線&県道43号線(多分)というまぁまぁ険しい林道を越え、陰陽の滝付近に到着。ざっくりと、有名な那智の滝が近くにある。

 

さて、現地に到着した時は15:00で、山々に囲まれているため太陽が間もなく見えなくなる。

 

しかも、ざっくりとしか下調べをしていなかったために滝へのたどり着き方がわからない。

 

うーん、たしかとあるサイトでは「そのまま川を上る」と出ていたような。

 

またとあるサイトでは「到着までの遊歩道らしきものがある」とも。

 

陰陽の滝までの遊歩道の入り口を見つけたが、少し歩くと「土砂崩れのため立ち入り禁止」となっており進めない(2023年5月2日現在)。

 

仕方なく川と岩を越えながらたどり着こうと。

 

しかし、1週間前から左足の膝を少々痛めており、ちょっと自信が無い。

 

先に紹介した2つの滝でスタミナも使い切った感がある。

 

15分ほど頑張って岩々を越え、川の中に入り進んでゆくが、途中で間違って支流の方に歩いてしまった。もうこれ以上先に進めそうにない。

 

本流っぽいところまで引き返し、「ああ、こっちを進むのか」と悟ったと同時に、「このままたどり着いても太陽が隠れており良い作品が撮れそうもないな」と、今回は断念することにした。膝が悪化したら明日は何一つできなくなる。

 

あとで分かったのだが、もっと容易に到着する別ルートがあったようだ。でも仮にそのルートで辿り着いていたとしても、時間的にイメージしている作風にはならないなと思ってあきらめた。

 

とっても遠い和歌山。行こうと思い立つのにも時間がかかるしためらいがある。

 

次回はいつ行けるか分からない。

 

アラフィフなので、その時に気力と体力があるかどうかも分からない。

 

でもこの数年のうちに絶対にリベンジしてみせるっ!そう思えるくらい美しい形状なのだ。陰陽の滝は。

 

過去にも、滝が見つからずにすごすごと退散したことはある。名古屋に住んでいる時は、奈良県川上村のとある滝を求めて2度失敗し、3度目の訪問(2022年5月)でやっと出会えたのも思い出深い(1年ほど前のブログにアップしているよん)。

 

 

滝めぐりとはそういうものなのだ(めちゃ哲学的w)。

 

ってことで1時間近く貴重な時間を費やしてしまったが、中途半端な時間だったので「せっかくなので本州最南端の串本町付近の海で夕日でも撮ろう」と向かったのが、今回紹介する上浦海岸である。

 

陰陽の滝からのルートはこちら↓↓

 

 

付近のマップ↓↓

 

 

 

 

和歌山県東牟婁郡串本町串本1418-20でカーナビ検索。

 

これはダイビングショップの住所だが、ここまでくれば大丈夫。

 

到着が夕刻だったので詳しいことは分からないが、このビーチはまぁまぁ透明度がありキレイらしい。

 

しかも、現地には誰一人いない状況。えっ?このビーチ、独り占めやん!!!

 

雲が部分的にかかっており、まん丸の夕日は撮影できなかったが、今回紹介するような雲で歪んだ太陽も嫌いではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心地よい風が吹いているが波は非常に穏やか。幾重にも押し寄せる優しい波に心が安らぐ。

 

波が引いた後の水面の輝きに心を打たれながら現場をあとにした。

 

さて、スーパーで刺身でも買って旅館で飲んで明日に備えよう。

 

翌日は有名な朝日スポットである串本町の「橋杭岩」の撮影。4:30には起きなければいけない。

 

 

みなさんも是非上浦海岸を訪れてほしい(^^)v