『おばけやさん』 (おかべりか著 偕成社)という絵本をご紹介します
おかべりかさんは、『よいこへの道』など、ユニークな絵本を描く方です。
主人公のたもつは小学生で、親元を離れて巨大ウサギのポンポーソと暮らしながら、実践でおばけやさんの修行を積んでいます。
(両親もおばけやさんです)
おばけさやさんは、おばけの貸し出し&派遣をする稼業。依頼された場所で、おばけにしかできない業務を請け負います。
この設定が秀逸
たもつが使っている(飼っている?)おばけは、子どものおばけのようで時にはおっちょこちょいだったりしますが、一生懸命仕事をします。
おばけが仕事で巻き込まれるハプニングにドキドキします。
たもつの健気さ、おばけのかわいらしさ、ポンポーソのお父さんのようなオジサンのようなたたずまいなど、随所がツボです
全7巻ですが、手元にある1〜4巻に保護カバーを掛けたら待合室に置く予定です。
(読んだら、待合室のアルコールジェルで手を消毒しましょう)
ご自宅で、親子で読むのにもおススメです