mikenecoのブログ

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横須賀市 馬堀小児科医院 院長のブログです。

子どもの育ち・病気・ケガ・ワクチンなどについて正しい医学的根拠に基づいたわかりやすい情報をお伝えできるよう心がけています。

子どもが出てくる映画や本の紹介も。

こんにちは 黄色い花

 

 

このブログでは、国立感染症研究所ホームページに公表される感染症発生数の情報を元に、当院のある神奈川県の感染症発生状況をお知らせさせて頂きます。

 

感染症研究所ホームページの感染症週報の2026年37週の速報データが更新されました。

連休の影響で更新が普段より遅かったので、このブログも少し遅れました。

 

記事の後半に、増加傾向にある感染症や予防のための注意点をまとめていますのでそちらもお読み下さいウインク


 

公表されているのは、現在から約2週間前の数値ですが、おおよその流行状況を把握することができます。

※速報値のため、再集計の後に修正されることがあります。

 

 

尚、神奈川県以外の地域については文末のリンク 1からご確認いただくことができます。

 

 

【2026年 第37週 (9/7-9/13)の神奈川県の感染症発生動向】

(便宜上、一般の患者さんの生活に密接した疾患のみをピックアップしています)

 

※ ( )内は同年第1週からの累積数です。2026年になり、累積数はリセットされています。

「増減」には、前の週と比較して1週間当たりの発症数が増えた場合は+, 減った場合は-を付けた数字を示しています。数が前週と同じものには+, - を示していません。

 

* 新型コロナウイルス感染症の報告数については、全数把握疾患ではなくなったため、定点把握疾患の項目に含めることになりました。

 

全数把握疾患(週報告)(神奈川県):
 
  第37週 累積 増減
結核 19 649 +21
腸管出血性大腸菌感染症 10 229 +4
劇症型連鎖球菌感染症 0 91 -2
侵襲性インフルエンザ菌感染症 2 34 +1
侵襲性髄膜炎菌感染症 0 3  
侵襲性肺炎球菌感染症 1 135  
先天性風疹症候群 0 0  
破傷風 0 0  
百日咳 4 233 +1
麻疹 0 49  
風疹 0 1  

 

 

定点把握疾患(週報告)(神奈川県):
※ ( )内は定点医療機関当たりの報告数

 

  【 】内には、前の週と比較して1週間当たりの合計定点報告数が増えた場合は+, 減った場合は-を付けた数字を示しています。数が前週と同じものには+, - を示していません。

定点報告は県内すべての発生数を網羅してはいないので、報告数が無し(-)でも0件を意味しません。そのため、「-」の週からの増減数は示していません。

 

* 新型コロナウイルス感染症の報告数については、定点報告になりました。

  第37週 定点 増減
COVID-19 671 2.73 +148
インフルエンザ 2324 9.45 +874
RSウイルス感染症 131 0.91 +10
咽頭結膜熱(プール熱) 14 0.1 -5
A群溶連菌咽頭炎 160 1.11 +26
感染性胃腸炎 511 3.55 -53
水痘 31 0.22 -4
手足口病 171 1.19 -29
伝染性紅斑(りんご病) 1 0.01 -1
突発性発疹 31 0.22 -3
ヘルパンギーナ 269 1.87 +26
流行性耳下腺炎(おたふく) 7 0.05  
細菌性髄膜炎   - -
無菌性髄膜炎 1 0.08 -1
マイコプラズマ肺炎 3 0.25 -1
ロタウイルス胃腸炎   - -

 

まとめ:

新型コロナウイルス感染症の発生数は2023年19週以降は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類定点把握対象疾患に移行したため、県内の発生数の全数の把握はできなくなっています。

2026年の発生数は第25-28週は小幅に増減を繰り返していましたが、発生数自体は、定点当たり1を大きく割り込んでいました。が!!第29週以降は、増減を繰り返していましたが、第34-37週は増加傾向が続いており、定点当たり2台を超えています。当院でも、陽性の人が時々出ています。症状は、発熱やのどの痛み、咳などで、ほかの夏風邪やインフルエンザとよく似ています。今後の経過を注視したいと思います。

 

自身や家族が感染しないために、日頃から感染予防の心がけを続けることがとても大切です。

新型コロナウイルスが5類感染症となり、マスク着用も緩和されていますが、新型コロナウイルスの感染しやすさが変わったわけではありません。人が多い室内・近くで声を出す活動をする環境で長時間過ごすときは、マスク(可能なら不織布マスク)を着けて生活しましょう。マスクから鼻が出ないようにしましょう。

 

体調が悪い時は無理して外出や登園・登校・出勤をせずに自宅で休むようにしましょう。

 

ご家庭では石鹸やハンドソープによる手洗い、外出先では消毒用アルコールによる手指消毒をし、規則正しい生活をして体調を整えて過ごし感染予防に努めましょう。

 

公費負担での小児の新型コロナワクチンの接種は、2024年3月いっぱいで終了しました。

 

過去に感染したことがある人が再度感染することもありますのでマスクや手洗いなどの基本的な対策は継続しましょう。

 

新型コロナウイルス感染症については、公的サイトもぜひご確認下さい。

・厚生労働省 - 新型コロナウイルス感染症について -
 

 

インフルエンザは2026年の第6週にピークを迎え、定点当たり55となりましたびっくりガーン 第16週以降、第24週にかけては減少傾向が続き、第25-28週は小幅に増減を繰り返しており、定点当たり1未満で経過しインフルエンザの流行は収束傾向となってきていました。が!!第29週は、やや大幅に増加していました。第30週は微減でしたが、第31-37週にかけて大幅な増加が続いています。そして、ついに定点あたり9台を超えましたびっくり 当院でも、時々インフルエンザA型陽性の患者さんが出ています。今後の経過を注視したいと思います。

新型コロナと同様、マスク・手洗い・換気が予防のために有効です。

インフルエンザワクチンの接種の予約が開始となっています。今年は例年より接種開始を早めました。お早目の予約をお願いいたします。

 

 

結核は2025年の1年間で神奈川県内で累計912件の発生がありました。これは、2024年1年間の発生数に比べて若干少なめです。2026年第8-12週は増減を繰り返していました。第13週は前週より増加し二桁の発生がありました。第14-18週も二桁の発生数でした。第19週は減少し、一桁の発生数でした。第20-23週は、再び二桁の発生数となりました。第24週は一桁でした。第25週は増加し、二桁となりました。第26-37週も二桁で、増減を繰り返しています。

日本では、結核の発生が現代でもまだみられます。幼い子供が結核に感染すると重症化しやすいので、BCGの接種対象月齢のお子さん(1歳未満)は忘れずに接種を受けましょう。

 

 


腸管出血性大腸菌感染症の全数報告数はほぼ毎週報告例が出続けています。2026年第32-33週は10例、34週は14例、35週は10例と多めで経過しています。第36週はやや減少しましたが、第37週は10例と再び増加しました。

食中毒は夏場に多くなります。牛肉などはしっかり中まで火を通して食べましょう。生の肉を触ったトングや箸を使って、焼けた肉を取り分けるなども汚染の原因になりますので生の肉と焼けた肉は別々のトングや箸で扱うようにしましょう。生野菜は、よく水洗いしてから食べましょう。

 

 

神奈川県の百日咳の登録は2024年の1年間で263例あり、2023年の1年間の発生数の5倍以上になりました。2025年はさらに増加し、1年の累計発生数は3875例でしたびっくりびっくり 2026年第3-5週は2桁の発生がみられていましたが、第6-37週は、ほぼ一桁台の発生で、小幅に増減を繰り返しています。今後の経過に注意が必要です。止まらない咳が続く場合は、必要に応じ検査・治療が必要です。

百日咳は、百日咳の予防接種をまだ受けていない乳児が感染すると重症化しやすく、時には死亡することもある病気です。

 

 

2024年は破傷風の登録が1年間で8例の登録があり、2023年より増加しましたびっくり 2025年は、1年間の累積発生数は3例でした。2026年は、いまのところ発生はみられていません。破傷風は、土壌などにいる破傷風菌(Clostridium tetani)の芽胞が傷口などから入ることにより、毒素(神経毒)が原因で全身の筋肉のけいれんや硬直が生じる恐ろしい病気です。災害のがれきなどが原因になることもあります。予防接種で予防が可能です。

 

5種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア・不活化ポリオ・Hib)の対象月齢のお子さん(生後2か月~)は忘れずに接種を受けましょう。小学校高学年が対象となる2種混合(ジフテリア・破傷風)も、免疫を持続させるために大切です(3種混合であれば、百日咳の免疫も高められますが、公費では打てません)。忘れずに受けて頂けますようお願いしますお願い

 

就学前に、任意接種(自費)ではありますが3種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア)と不活化ポリオワクチンの追加接種を受けておくと、百日咳も含めた免疫をしっかり長続きさせることが出来ます。大人の方も、子供の頃に受けた予防接種の効果は消失していますので、3種混合の予防接種を追加で受けることが百日咳の乳児への感染予防のために有効です(本人の破傷風予防にもなります)。ぜひ接種をご検討下さい。

 

 

麻疹(はしか)の神奈川県内の発生数は、2026年第4週までは0例だったのですが、最近全国で麻疹の発生が相次いでいることに伴い、第5週からは、神奈川県でも発生が続き、2026年の県内の累計発生数は49例になりました。第30-37週は、0例でした。今後の経過には注意が必要です。

 

 

麻疹は非常に感染性が高く、免疫がない場合は小児だけでなく大人も感染します。一例でも発生があると、免疫の無い人へ感染し、どんどん感染が広がってしまう病気です。高熱や発疹・咳が出る病気で、それ自体もつらく、重症化することもあるのですが、麻疹でさらに恐ろしいのは、長期間を経てSSPEという脳炎を発症することがある点です。

今後も流行を阻止するために、麻しん・風しん混合ワクチンの2回接種の接種率を社会全体で高い水準に維持することが大切です。

風疹の2025年の神奈川県の累積発生数は1例でした。2026年は、これまで0例が続いていたのですが、第28週に1例の登録がありましたびっくり  第31週現在、累計1のままなので、取り下げられてはいないようです。

 

 

1歳と、6歳(年長さん)で定期接種(無料)として受けられる麻しん・風しん混合ワクチン(1期・2期)は忘れずに受けましょう。特に、1歳の接種は、1歳になったらすぐに受けることをお勧めします。

上記の年齢で2回のワクチンを受けられず現在に至っている方(大人も含む)は、自費となりますがぜひ接種を検討下さい。

※定期接種以外の方は、予約のうえ、入荷を待っていただきます。

 

 

2025年は、侵襲性髄膜炎菌感染症の報告が合計で4例ありました。2026年は、神奈川県では第19週までは0例でしたが、第20週に1例の報告がありました。その後も取り下げられてはいないので、確定例のようです。そして、第28週にも新たな報告が1例ありましたびっくり  そして、第34週にも新たに1例の報告がありましたガーン 累計は3例のままのためいずれも、今のところ取り下げられてはいないようです。

3月中旬に、イギリスで髄膜炎菌感染者が複数発生し、死亡例が出ているという報道がされていました。

 

髄膜炎菌は、無症状の人も鼻の中などに保菌していることがあります。寮生活や合宿など、人同士の距離が近い環境で感染しやすく、重症化すると、若く健康な人でも死亡することがある病気です。寮生活をする方や合宿が多い方は、予防接種をお勧めします。1回接種で済みますが、自費のため費用はある程度かかります。

 

 

 

感染性胃腸炎は2026年の第12-14週は減少傾向となりましたが、第15週以降は増減を繰り返しています。第32-33週は減少しましたが、第34-36週は再び大幅に増加し、第37週は減少したものの、まだ定点当たり3台です。引き続き流行は続いています。感染性胃腸炎をきたす病原体には複数のウイルスがあり、それをまとめて集計されています。ノロウイルスが有名ですが、それ以外の病原体も含まれます。

 

吐物や下痢から感染しますので、感染予防のためにオムツ交換後やトイレから出た後・食事の前には毎回、石けんやハンドソープで手をよく洗いましょうくもり

 

 

RSウイルス感染症は、2026年に入ってから増減を繰り返しており、第32-35週はやや幅をもって増減を繰り返しています。第36-37週は増加しました。まだ定点あたり0台ではありますが、今後の経過に注意が必要です。

RSウイルス感染症は、特に0-1歳で呼吸状態が悪化しやすい感染症です。2歳以上では再感染のことが多く、0-1歳よりは軽症と考えられますが、発熱が長引いたり咳が悪化する場合もあります。

お子さんの息がゼイゼイして苦しそう、顔色が悪い、ミルクや母乳の飲みが悪いという場合は早めに小児科の受診をしましょう。

 

 

プール熱(咽頭結膜熱。アデノウイルスによる感染症)は2026年に入り第19週までは小幅に増減を繰り返していましたが、第20週は急に大幅に増加しました。第21週は減少していました。ところが、第22週に急に増加しましたびっくり 第23週も増加傾向でした。以降は増減を繰り返しています。第36-37週は微減でした。今後の経過に注意したいと思います。

 

咽頭結膜熱は、のどと目が赤くなり、高熱が長く(5日以上など)出るのが特徴です。咳を伴うことも多いです。感染力が強いため、症状が治まってから二日間休んだのちに登園・登校する必要があります(特効薬はありません)。

手洗い・マスクが予防のために重要です。

 

 

溶連菌感染症は2026年に入ってからは定点当たり1-2台を行ったり来たりしていましたが、第16週は大幅に増加しました。第17-18週も増加が続き、定点当たり2以上となっていましたが、第19週は急に大幅に減少し、定点当たり1台前半となりました。その後も発生数は小幅に増減を繰り返しつつ多めで経過しています。第36週は減少傾向となりましたが、第37週は増加し定点当たり1台となりました。当院の外来でも溶連菌感染症は少しずつ発生しています。

 

溶連菌感染症は、A群β溶結性連鎖球菌がのどや皮膚に感染し発熱・咽頭痛、場合により発疹や腹痛・嘔吐が伴いますが通常は咳は出ません。飛沫で感染しますので、マスクと手洗いが感染予防に有効です。

感染した場合は、リウマチ熱を予防するために抗菌薬を飲んでしっかり治療する必要があります。

 

 

水痘(水ぼうそう)は2026年の第3-13週は、小幅に増減を繰り返していましたが、その後はやや幅をもって増減を繰り返しています。第21-37週は、週により、やや幅をもって増減を繰り返しています。第36-37週は減少傾向となりました。感染力が強い感染症のため、今後も注意が必要です。

 

定期接種の年齢(1歳~2歳)のお子さんは、忘れずに水ぼうそうの予防接種を2回受けましょう。それ以上の年齢でも、自費での接種を受けることは可能ですので、まだ感染していない人はご検討下さい。

 

水ぼうそうは軽い病気と思われていることもありますが、脳炎や脳症の合併を含め重症化するケースもあります。「かかっておいたほうがいい」という考え方は危険です。また、基礎疾患やその治療などにより免疫が低下している人が水ぼうそうに罹ると生命の危険があります。社会全体で、水ぼうそうが流行しないようにするためにも、お子さんの水ぼうそうワクチンの接種をお願いいたします。

 

 

ヘルパンギーナの流行は2026年第2-19週にかけては、かなり少ない数で経過していましたが、第20週は急に増えました。第21-28週も増加傾向が続いており、第28週には定点当たり3を超えましたびっくり   第29週から第33週はかなり大幅に減少しましたが、第34-37週は再び増加となりました。定点あたり1以上のため、まだ流行は収束していません。今後の経過に注意したいと思います。

 

手足口病(エンテロウイルスによる咽頭炎・四肢を中心とした発疹をきたす疾患)の発生数は2026年第15-16週から増えはじめ、第19-29週は大幅な増加傾向が続き、第29週は定点当たり14を超えましたびっくり 第30-37週は大幅な減少傾向が続いていますが、まだ定点当たり1を超えていますので、発生は続いています。今後の経過に注意したいと思います。

 

一般的にヘルパンギーナや手足口病を含む感染症は「夏かぜ」と言われ夏季に大きな流行を認めることが多いのですが、2023年、2024年は気温が下がってきてからも、多くの発生がみられるなど、夏以外にも流行するようになっています。

これらの発熱性疾患の多くがエンテロウイルス系によるもので、3,4日で解熱することがほとんどですが、場合によっては無菌性髄膜炎をきたすこともあります。高熱に頭痛・嘔吐を伴うときは受診しましょう。

いずれも、飛沫と便からウイルスが長期間にわたり排出されるため、予防にはマスク・手洗いが有効ですくもり

 

 

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の定点あたり発生数は、2025年を通じ小幅な増減を繰り返していました。2026年の第2-22週は、少な目で推移していましたが、第23週は増加しました。第24-37週は小幅に増減を繰り返しています。今後も注意が必要です。

 

おたふくかぜは、ムンプスウイルスによる感染症で飛沫から感染します。発熱、耳や顎の下の腫れで発症しますが、無菌性髄膜炎や感音性難聴などの合併症も生じうるため、あなどれない感染症です。

予防のためには、おたふくかぜのワクチンを受けることが大切です。1歳から接種できますが、多くの自治体では自己負担が必要です。当院でも予約を受け付けていますので、ご検討下さい。

 

 

伝染性紅斑(りんご病)は2025年は多めに推移していましたが、2026年は徐々に減少傾向となり、第29-37週は少数で推移しています。当院の外来には、昨年から引き続きりんご病の患者さんが時々来ていましたが、ここ7-8カ月はあまり見なくなりました。今後の推移に注意したいと思います。

 

 

マイコプラズマ感染症は、2024年29週から大流行しましたが、2025年の15週頃から減少しました。その後も1年を通して増減を繰り返していました。2026年は小幅に変動しながら推移していましたが、第7週以降は、かなり減少しました(数値が出ていないのは、定点からのカウントが無くてもそれ以外の医療機関では診断されている可能性があるため、ゼロとは言えないためです)。第19-31週は、小幅に増減を繰り返しています。第32週は、やや増え方が多くなっている印象でした。第33-37週は再び小幅に増減を繰り返しています。今後の経過を見守りたいと思います。

Mycoplasma pneumoniaeという細菌による感染症で、幼児~小中学生が感染することが多いですが、成人にもうつります。発熱や、どんどんひどくなる咳が特徴で、時には肺炎になることがあります飛沫と接触により感染します。抗菌薬で治療可能ですが、発症初期にはほかの風邪と区別がつかないため、症状の出始めからマイコプラズマの治療薬を使うことはできず、症状の経過をみる必要があります。

予防のため、発熱や咳のある人との密着を避け、マスク・手洗い・十分な換気を行い十分注意して過ごしましょう。

 

 

第10週に、ロタウイルスによる胃腸炎が、7例と多めの登録がありました。第11週は、少なくなりました。第12週は小幅に増加しました。第14-37週は、だいぶ少なくなっています。ロタウイルスは、ワクチンの定期接種化に伴い大きな流行は起こらなくなっていますが、ウイルス性胃腸炎の中でも重症化しやすい感染症ですので、今後も注意が必要です。

 

 

突発性発疹はその性質上、基本的に季節性の流行はありません。

 

 

(県内の詳細は、リンク3を参照下さい)

 

 

【データをご覧になる際の予備知識】流れ星

感染症発生数の報告は、全数把握疾患(全国で発生したすべての症例を数える)と、定点把握疾患(あらかじめ指定された医療機関からの報告症例を数える)があります。



定点は報告する疾患によって5種類(インフルエンザ定点、小児科定点、眼科定点、STD定点、基幹定点)があります。指定医療機関の数は地域の人口によって決められています。


神奈川県では、インフルエンザ定点185、小児科定点233、眼科定点52、STD(性感染症)定点70、基幹定点12の機関が指定されています。(当院は定点機関ではありません)

 
小児科定点機関からは、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発しん、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎が集計されます。

 

 

今後もご注目下さいウインク

次回の更新予定は10月1日ごろです(国立感染症研究所の更新日の後です)。

 

 

リンク:

1.国立感染症研究所ホームページ IDWR速報データ 2026年37週


2.神奈川県衛生研究所ホームページ 感染症情報センター 感染症発生動向調査

 

3.神奈川県衛生研究所ホームページ 週報