某カンティーナ、Vendemmia Tardiva の記録。 | 葡萄馬鹿Uのイタリア純粋フルスロットル日記。

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 強運人生、常に純粋フルスロットル。
 イタリア土着ブドウ品種に呼ばれたような気がして、
 北イタリア・ピエモンテに渡ってしまった
 ある葡萄馬鹿の田舎日々暮らし。

2013年11月27日 カナーレの某カンティーナです。



これ、何だかわかりますか?
 今日のUさん、最初に質問をして興味を引くという姑息な常套手段に出たらしい。





これね。
「ロエロ」エリアの代表白ブドウ品種・アルネイス。

通常の収穫は10月中旬に終わっていて、これは “遅摘み” をするために、
樹にならせたままずーーーっと収穫を待っていたもの。
黄緑や黄色だったブドウが、こんな色に変わる。

カビに見えるのは、カビ。
 まんまやん。
このカビの「貴腐化」という現象をずっと待っていたのです。




ああ、「記録」だった。
いかんいかん。
さくっといこう。サクッとね。




カンティーナに持ち帰って、除梗機に移すも・・・

バサァっっっ。

(ちなみに、糖度もエキス分も上がりちぎっているので、おっもいおっもい(重い))




ファサァっっっ。

カビが舞う、の図。

げほっ。


(まあそれからちなみに、右上長靴の青年、かなりのイケてるメンです。ちなみにね。ちなみに)
 それも記録か、おい。



左の赤いホースの中を通って、圧搾機に送りこまれるです。

・・・もういっぱいいっぱいだと思うんですけどもね。。。
 Uさん、余計なお世話です。



こんな感じでございますの。




いっやー、
わかりにくいと思うんスけどね。

これ、
真ん中の白い部分が縦にしましま模様になっているでしょ?
これ、圧搾機下部の液体が落ちてくるところを横から撮ったもの。
Uさん、圧搾機から果汁が落ちてくるのを見ているのも、
その音を聞いているのも大好きで。
まあいつも通り変態で暗いんですけどもねえ。へえ。



この作業はゆーっくりゆーっくり時間をかけて行われますのです。






ひひひひひ。
糖度はこんな具合ですひひひひひ。
 こわい。







【記録】
最適な収穫日を待って待って待っていたのだけど、
ちょうどよい具合に「貴腐化」して欲しい頃に雨がちだったりして、
なかなか思うようにいかなかった様子。
雪が降る前には収穫しなければ、とこの日の収穫に。
実際この3日後には雪が降りました。






カンティーナでこういうのを見るのも大好き。





暗いよ、おい。






さて。
これからこれがどんなワインに変わっていくのでしょうね。