つれづれよしなしごと。〜食用ブドウとワイン用ブドウ〜 | 葡萄馬鹿Uのイタリア純粋フルスロットル日記。

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 強運人生、常に純粋フルスロットル。
 イタリア土着ブドウ品種に呼ばれたような気がして、
 北イタリア・ピエモンテに渡ってしまった
 ある葡萄馬鹿の田舎日々暮らし。

ロレンツォの畑を歩いていると、
私は本当に始終ブドウをつまんで食べている。

もちろんそれはお腹が空いているからではなくて。
おいしくてついつい手が出てしまうのいうのも、これは真なのだけど。
でもそうではなく、
やはりブドウの状態をチェックするため。


博士の畑には珍しいけど、
昨日コルテーゼの収穫をしていたら(『出陣。~2013年9月28日Achilleのコルテーゼ収穫~』
ウーヴァ・ダ・ターヴォラ、「テーブル用のブドウ」
つまり、食用ブドウが混じって植わっていた。

写真撮り損ねたけど、
房も粒もふわんふぁんとして大っきくて、
色も野生的な感じじゃなくて白っぽい緑もまじって何とも優しいバランスでね。
もう見るからに魅力的なわけ。
で、食べるとこれがもちろん美味しいのよね。
美味しい。
皮はパチンと弾けてさー、もー、
果肉もたっぷりで、甘い。
香りの成分で言ったら、人間を魅了する系のものがちゃーんと含まれている感じで。
それで、わーやっぱり食用ってすごいなぁと思って。

ワイン用のブドウはそれはそれでとっても美味しいのだけど、
明らかに違う美味しさよね。
(品種によるけど)皮だってしっかりギチっと厚いし、粒も小さいし、
総体積に対して種子はすごく大きいし、タンニンなどもしっかり強い。
見た目だって、まあ地味よね。


で、ふと考えたのよ。



これ、女のヒトと全く同じじゃない、って。



きちんと女性らしい良さが出るように身だしなみもきちんと整えて、
内面共々ふんわり美しくて優しくて。
人を惹き付けずにいられない。
食用ブドウみたいなヒト。

一方で、そういう華やかさはないけど強さと味わい深さがある。
何ともいえない個性をもつ。
ワイン用ブドウみたいなヒト。


どっちも捨て難い素敵な魅力よね。







ところで話は横道それ太郎なんだけど。
 だから、何それ!?


畑にいる時の私ってけっこうひどくて。
Tシャツにデニム(いや、Gパンって言い方の方がふさわしい)、ゴム長靴
っていう出でたちで。
でもまあこれは私にとっては「正装」なんだけど。
それでそのGパンは泥やブドウの染みで薄汚れてみえるし、っていうか汚れている
髪だって適当にひっつめているところに、ブドウの枝とかに引っかかってもつれたりしているし。
蜘蛛の巣や葉っぱが引っかかっていることだってよくあるし。
汗をかくと鼻水も出てきちゃったりなんかして。もちろんかむけども
腕に顔もヤブ蚊に刺されまくったり、引っ搔き傷も出来ていたりして。
まあ、
ドロドロっていうか、ひどい。これが。
でも本人はこれは「勲章」だと思っているのよね。勲章。

だーけーど。
昨日ハッと我に返っちゃってね。

ちょっとスカしてすました(と思っている)私のキャラや前職イメージの私を知るひとたちには
絶対見せられない、この姿ーっ!
って気づいたのよね。
いやぁ、ひどいなあと思って。
いや、これは見せられないわー、としっかり認識した。

恥だとは思っていなくて、
自分では畑にいる自分を気に入っているからいいんだけど、
コレ見たらみなさんきっとビックリするだろうなと思って。




まあ、そろそろ涼しくなってきたから
久しぶりにお着物でも纏って
せいぜい世の目を欺く作戦にでもでようかしら。






渡伊前。
白金高輪。
高名な写真家の方が盗み撮りしてくださったの。
でも、撮る方と写真が凄いからって本人も凄くなる訳じゃないんだなぁって知った。
当たり前だけどね。
がはー。