こんな詩を書いてみました。

 

『誰のせいでもない』

 

雨のせいかな 少し気分が重い

憂鬱な毎日 悩み深くて

絵に描いたような いい事は何もない

深い溜息を ついて目を伏せる

こわばった魂を 解き放ちたいんだ

ぽろぽろと溢れてく 涙さえ冷たい

神経が 尖る音がしてる

期待なんかを したのが間違いだよ

虚しい日常 誰のせいでもない

 

 

暗闇の中 夜空を振り仰いだ

輝く星など 見えやしないよ

雨の匂いが 混じった風が吹いて

僕の横顔に 深い傷つける

気怠さと諦めの 入り混じる気持ちが

こなごなに砕け散る その時を待ちたい

醒めた目で 向き合うしかないよ

心が揺れて 止まらない夜だから

無力な言い訳 誰のせいでもない

 

 

心の中で 舌打ちを繰り返す

煌めくネオンに 抱かれ浮かれて

自分に酔って 顔色ひとつ変えず

理性を手放し 声を押し殺す

いくつもの感情が 張り詰めて苦しい

ふらふらと覚束ぬ 足元が憎いよ

薄っすらと 空が蒼く染まる

心の中で 渦を巻く激情に 

弄ばれてる 誰のせいでもない

 

 

 

僕は雨が嫌いです。身体が重くなり、気分も鬱々としてしまい外に出るのが嫌になります。雨だからと仕事を休むなんてことはないですが、テンションは下がってしまい、やる気がなくなります。

 

季節の変わり目だからか、梅雨が早めに来たのか最近、雨の日が多くて気分的にスカッとしない日々を過ごしています。

 

だからなのかこんな詩が浮かんでしまいました。「いいことが一つもないなぁ」「毎日、面倒臭い事ばかりだし」「この先、どうなるんだろう」とか、誰のせいでもないのに、僕を後ろ向きにさせる雨なんて大嫌いだぁー(笑)